そしてステージに登場したのはとちおとめ25の3人…。3人?そうなんです。この日、とちおとめ25の正規メンバーたちはベトナムで開催されているジャパンフェスに出演していまして、桐生に登場したのは候補生のまおちゃんと練習生2人という編成だったんです。

事前にうかがった時には、かなり心配しましたよ。栃木と群馬のウマいもんバトルに、栃木代表として出演するのに候補生+練習生ですもの。アウェイの地群馬で、栃木魂を見せてくれるのか、とちおとめ25!MCではなんだか3人とも緊張しまくりでガチガチだし、うおお、心配、心配だぞ…。

でも、ライブが始まってすぐ、1曲目でその心配は杞憂だったことがわかりました。この日の一曲目は、とちおとめ25の初期曲「いちご記念日」だったんです。もうね、この曲すごく好きなんですよ。

現在のプロデューサーさん、黒澤直也さんは編曲しか手掛けてないんですが、今のとちおとめと初期のとちおとめをつなぐというか、ともかく切なくてイイ曲なんですよ。はじめてネット上でこの「いちご記念日」を見て、なんだこのグループ!と思った時のことを思い出して、胸が熱くなりました。

さらに、候補生のまおちゃんがなんだかすっごい大人っぽくなってて頼れる感じだし、練習生、二人ともめーっちゃかわいい!!ロングヘアのももかちゃんは16歳、そしてツインテールのみゆちゃんは、なんと11歳だそうです。若いなぁ…。

 

 

さらに感動したのは、たくさんのとちおとめファンが詰めかけていたこと。

自分がはじめてとちおとめ25を遠征取材した2012年3月、栃木県佐野市のイベントでも、こんなにたくさんのファンの方は来ていませんでした。それから1年半ちょっとで、とちおとめが地元にこんなに熱いファンを獲得してきたんだ、という事実を心から感じられましたし、候補生と練習生だけのステージを応援しよう!というファンの皆さん、素晴らしい心意気じゃないですか!

さらに「いちごパフェ」とか「君にありがとう」とか、「この街で」とか、黒澤印の名曲の数々!この3人で、全然戦えてる!いや、見ていてほんっと感動したんですよ。

 

 
 

ももかちゃんとみゆちゃんのフレッシュネス、光ってましたね。もしかすると、この3人のバランスがとてもよかった、というのもあるかもしれません。

ニューシングル「GYO-ZA Party」のカップリングに入っていた「もやもやラビリンス」、ライブで聴くのは今回が初めてでした。なんだか新しいグループの新しい曲を聴くような、フレッシュな感覚で見ることが出来て楽しかったです。

まおちゃんリーダーで3人組でちょっと活動してほしいぐらいのまとまり感だったんですよね。候補生と練習生だけでハイクオリティと考えると、とちおとめ25っていうグループの底力を見る思いというか、いつも見ているとちおとめ正規メンバー、やっぱすごいんだなぁ、なんて再確認したりもしました。

ファンの方も自由に楽しんだりみんなでワッショイしたり、熱くて素晴らしい!ここまで楽しめるなんて、事前に心配したのが嘘みたいでしたよ。