イ・ビョンホン、ヘレン・ミレン

人気アクション大作の第2弾『RED リターンズ』に出演するイ・ビョンホンとヘレン・ミレンが来日。24日に都内で開催されたレッドカーペットイベントに揃って出席した。

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ブルース・ウィリスをはじめ豪華スターが名を連ねる本作。引退し、隠居生活を送っていたはずの元凄腕エージェントたちが再び武器を手に戦いに身を投じる。

刺繍入りの黒いジャケットに黒い蝶ネクタイで登場したビョンホンは、ミレンをエスコート。しっかりとハグとあいさつのキスを交わし、並んでレッドカーペットを歩くふたりの姿にファンから歓声が飛んだ。「コンニチハ」と日本語であいさつしたビョンホン。今年に入って映画のプロモーションで来日するのは3度目となるが「久しぶりという気がするのはおそらく、日本に来たくてたまらなかったからかな?」と微笑む。ミレンも「アリガトウ」と歓声に日本語で応え「この言葉しか日本語は分からないの。でも一番大切な言葉ね」とニッコリ。映画のプロモーション以外で過去に一度、日本に来たことがあるが「その時、着陸前の飛行機の窓から青い屋根の美しい風景が広がっているのを見て日本に恋に落ちました。二度目の日本はかなり変わったかもしれないけど、人々の素晴らしさは変わりません」と語った。

ふたりは劇中、ロータスに乗って激しいアクションを繰り広げるが、車高が低く狭いロータスとあって苦労も多かったよう。ビョンホンは「この狭い空間に3日間も閉じ込められまして(苦笑)、でもおかげでたくさん会話をさせていただき、ミレンさんにこれまで以上に尊敬の念を持つようになりました」と述懐。ミレンは「幸運にも3日もこんな美しい男と狭い空間で過ごせたわ」と笑った。この日の会場には赤いロータスが飾られていたがミレンは「この車、カッコいいんだけど、一度乗ると、出るのが大変なの!」と顔をしかめ「実際にやって見せるわ!」とおもむろにロータスに乗りこむ。そして、そこから外に出るのがいかに大変かをビョンホンの助けを借りながら実演してみせ観客の喝采を浴びていた。

前作と比べてのミレンの演技の凄さについてビョンホンは「倍返し!」と人気ドラマ「半沢直樹」の決めゼリフで表現。ミレンも「バイガエシ!」と日本語で応え、会場は笑いに包まれた。

『REDリターンズ』
11月30日(土)全国公開