どうやって「重曹」を使えばいいの?

湿らせた歯ブラシの先端に重曹を軽く当てて先が隠れる程度つけます。その後、歯全体に塗るように広げ、軽く磨きます。

5分ほど磨いたら、最後に舌苔も軽くこすります。磨き終わったら、唾液を吐き出して終了。

口を水ですすがずに、そのままにしておくのがポイントです。

 

 

歯磨きで使うときの注意点は?

重曹の研磨作用は焦げ付いた鍋を簡単に落とすことができるほどです。使用回数や使用量を注意しないと歯のエナメル質や歯茎まで傷つけることがあります。最大でも週に3回ほどがオススメです。

また、重曹とは「炭酸水素ナトリウム」のこと。多くの塩分(ナトリウム)を含んでいるため、塩分摂取制限のある人にも注意が必要になります。

 

「重曹うがい」って何?

歯磨きに使うのはちょっと怖い、という方にオススメなのが「重曹うがい」。通常の歯磨き後に、重曹水(重曹を溶かした水)で口の中を「マウスウォッシュ」するだけで虫歯予防になるというものです。

もちろん歯に残ったステインもはがしてくれるため、口臭対策にも効果的です。

 

 

「重曹水」の作り方とは?

一番簡単な方法は500mlのペットボトルに水を入れ、その中にティースプーン1杯程度(3g)の重曹を入れる。ふたをしてよく振って混ぜ合わせれば完成。冷蔵庫で保管すれば3、4日は使えます。

 

ここまで読めば「重曹を使ったデンタルケア」が少しは気になってきたのではないでしょうか。必要なのは重曹だけと、お手軽なので一度試してみても損はないはず。重曹はスーパーや薬局で購入できますが、「工業用」ではなく「薬用・食用」を使用するようにしてください。

環境に負担のない自然物質ということで、近年再注目されている「重曹」。関連書籍なども多数発売されていますので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょう。掃除から料理まで万能の粉「重曹」の可能性にきっと驚くはずですよ。

デザイン、アート、インテリア関連の記事を中心に執筆をするフリーライター。インドア系ライフスタイルメディア「roomie」でも執筆。国内外の人に教えたくなるような小躍りする情報を紹介予定。