来年2月から東京・帝国劇場で上演される、堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』の製作発表会見が11月21日に都内で行われ、堂本をはじめ共演の屋良朝幸、内博貴が会見を行った。

歌やダンスに加え、フライング、殺陣などアクション満載で好評を博す人気のステージ。2000年11月の初演以来、全1078公演が即日完売。計195万8285人を動員し、今年3月には単独主演として史上最速の通算1000公演を達成しているヒット作だ。

ブロードウェイで頂点を目指す、若きエンターテイナー、コウイチを演じる堂本。「今年の9月に大阪公演を終えたばかりで、もう製作発表かと不思議な気持ち」と前置きしながら、「正直来年の構想はまだ決まってないが、今年手応えを感じた部分をさらにブラッシュアップしていきたい。『SHOCK』は毎回進化させていこうという思いでやってきた。それこそオリジナル作品の強みだと思う」と意気込みを語った。

コウイチのライバル役をWキャストで演じるのが屋良朝幸、内博貴のふたり。堂本は「屋良はダンスがすばらしい。内くんはダンスの方がちょっと…」と笑わせながら、「今、内くんは昼ドラで頑張っている。熟女を抱いているというので(笑)、お芝居で大人の色気を出してくれるのでは」と笑顔でエールを贈る。屋良は「2000年から舞台に参加してきて、多くのライバル役を見てきた。夢見てきたその役を、またやらせていただける。他のステージで得てきたことをスパイスとして加えることができたら」と意気込み、内は「今年9月の大阪公演に続いて、来年も出させていただけるのはうれしい。ボク今、年上の女性を抱いてばっかりなんですよ。今回はオーナーと、そういうシーンがあればいいのかな」と笑わせた。

内が話した女性オーナーというのが、今回舞台に初参加する森公美子。VTRでメッセージを寄せた森は「ヒロインのリカ役、頑張らせていただきます」と愛らしい勘違いコメントで笑いを誘っていた。

公演は2月4日(火)から3月31日(月)まで東京・帝国劇場、9月に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、10月に福岡・博多座にて。屋良は2・3月の東京公演、内は9月・10月の大阪・福岡公演に出演する。