抱負を語るIOI 2018 JAPAN 日本代表選手団の松崎照央副団長

情報オリンピック日本委員会は3月24日、今年9月に日本で初めて開催される「第30回国際情報オリンピック日本大会(IOI 2018 JAPAN)」の日本代表選手の発表会を開いた。昨年のイラン大会では、日本選手団が総合で1位を獲得する快挙を成し遂げただけに、初のホスト国としておよそ85か国の選手を招き入れる今回も期待が高まる。

日本代表4名のうち3名が抱負を語る

IOI 2018 JAPAN 組織委員会の古川一夫委員長は「今回初めて日本で開催する情報オリンピックは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの前哨戦ともいえる。現在の日本には課題解決のためにアルゴリズムを考える人が極めて少ない。まだまだアメリカに追い付いていないのが現状。若い方々に是非とも頑張ってほしい。また、勝つことも重要だが、各国の選手との交流も深めてほしい」と激励した。

高校生以下を対象としたプログラミングのオリンピックに、日本代表として出場するのは、北九州工業高等専門学校2年の井上航選手、N高等学校2年の清水郁実選手、筑波大学附属駒場高等学校1年の行方光一選手、灘高等学校2年の細川寛晃選手の4名。

明石工業高等専門学校5年で、日本代表選手団の松崎照央副団長は「日本での開催で、例年とは違う大会になるが、選手が競技に集中できるようサポートしたい」と抱負を語った。

日本代表選手の井上選手は「金メダルを目指しながらも、しっかり楽しみたい。海外の選手とも交流してコミュニケーションタスクを頑張りたい」、清水選手は「今回で最後のチャンスだったが代表になれてほっとしている。結果出せるよう頑張る」、細川選手は「代表になれるとは思っていなかったのでとてもうれしい。日本代表の名に恥じないように頑張ってきたい」とそれぞれコメントした。

なお、日本代表選手は、まずは2月に開催した日本情報オリンピック本選の上位20名を選抜し、本番さながらの問題を解く春季トレーニング合宿の成績上位4名が選ばれた。日本がホスト国となるIOI 2018 JAPANは、さらに4名が特別枠で参加できる。

特別枠として4名の選手も参加

特別参加選手は、京都市立堀川高等学校2年の岸田陸玖選手、灘中学校3年の平木康傑選手、開成中学校3年の米田寛峻選手、筑波大学附属駒場中学校3年の米田優峻選手の4名。日本代表には惜しくも及ばなかったが、彼らに続く成績優秀者が選抜された。IOIの公式記録には残らないが、代表選手と同じ舞台で戦う。

結団式で代表選手に日の丸を手渡した情報オリンピック日本委員会の筧捷彦理事長は「4人の代表選手は持てる力を十二分に発揮して頑張ってほしい。また特別参加の4名の選手も、彼らに負けないよう力を発揮してほしい」と激励した。

IOI 2018 JAPANは今年の9月1日から8日まで、茨城県つくば市のつくばカピオ、つくば国際会議場で世界各国から選手・関係者を合わせておよそ860名を集めて開催される。(BCN・道越一郎)

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