MH680

ベンキュージャパンは、フルHDのホームプロジェクター「MH680」と、ビジネス用途向けでXGA解像度のスタンダードモデルプロジェクター「MX722」を、12月上旬に発売する。

3D映像に対応し、別売の3Dメガネ「3DGS-03」を着用すれば、3D映像が楽しめる。3D方式は、フィールドシーケンシャル、フレームパッキング、トップ&ボトム、サイドバイサイドフォーマットに対応する。

テキサス・インスツルメンツの色彩深度向上技術「BrilliantColor」で、自然の風景などに多い中間色の再現性を高め、さまざまなソースの画像をくっきりと鮮やかに、滑らかに映し出す。

「MH680」は、フルHD(解像度1920×1080)の高解像度で、3000lm(ルーメン)の高輝度と、1万:1の高コントラスト比を実現。部屋の電気をつけたままでも、きめ細やかで細部まで美しいフルハイビジョン映像を視聴できる。また、高コントラスト比なので、映画など暗いシーンが多い映像でも階調がつぶれることなく、黒を美しく表現する。

USB端子を搭載。USBメモリに保存した画像を、PCなしで、スライドショー形式で投写できる。対応画像形式は、画像サイズがWXGA以下のJPEG/GIF/BMP/TIFF/PNG。動画の再生には対応していない。

このほか、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、画像を暗くすることなく、ランプの消費電力を30~100%の範囲で調整する「Smart Eco」モードを備える。

映像入力端子は、HDMI 1.4a×1、ミニD-sub15ピン×2、Sビデオ×1、ビデオコンポジット×1を搭載する。さらに、10W×1のスピーカーや、ミニD-sub15ピン出力×1を備える。サイズは幅312.0×高さ104.7×奥行き244.0mmで、重さは約2.6kg。価格はオープンで、実勢価格は9万5800円前後の見込み。

「MX722」は、XGA(解像度1024×768)の高解像度で、4000lmの高輝度と5300:1の高コントラスト比を実現。大会議室やホール、蛍光灯をつけている部屋でも、明るくメリハリのある画像を映し出す。照明を真っ暗にしなくても使えるので、効率のいいプレゼンテーションができる。

LAN端子で、最大8台までのPCをプロジェクターに接続できる「LANディスプレイ」機能に対応。最大4画面の同時投写ができ、PCを使って離れた場所から操作することもできる。

赤と青の輝度を約15%高めることで、より美しい映像をつくり出す「VIDI Lighting Technology」技術を採用。通常のRGB+白の4セグメントカラーホイールに独自の黄色セグメントとシアン(青緑色)セグメントを追加した6セグメントカラーホイールを採用する。

映像入力端子は、HDMI 1.4a×1、ミニD-sub15ピン×2、Sビデオ×1、ビデオコンポジット×1を搭載する。さらに、10W×2のスピーカーや、ミニD-sub15ピン出力×1などを備える。サイズは幅339.0×高さ120.5×奥行き238.0mmで、重さは約3.8kg。価格はオープンで、実勢価格は8万9800円前後の見込み。