豪華キャストを伴い、トリノ王立歌劇場が再来日

2013.11.27 20:44配信
トリノ王立歌劇場 2013年 日本公演 記者会見より トリノ王立歌劇場 2013年 日本公演 記者会見より

イタリアで270年以上の歴史を誇る名門オペラハウス、トリノ王立歌劇場が、今週末の日本公演開幕に先駆けて、11月27日に都内で記者会見を行った。

「トリノ王立歌劇場 2013年 日本公演」の公演情報

1740年に創立され、ミラノ・スカラ座よりも古い歴史を誇るトリノ王立歌劇場。プッチーニの『マノン・レスコー』(1863年)、『ラ・ボエーム』(1896年)をはじめ、数多くの名作イタリア・オペラの初演を手がけてきた。一躍、その存在を日本のファンに知らしめることとなったのが、賞賛の嵐となった2010年の初来日公演。当代きっての歌手陣を世界中から招き、演出・美術ともに芸術性に満ちた舞台を繰り広げ、評判に違わぬ世界トップクラスのオペラハウスであることを証明してみせた。

ファン待望となる3年ぶりの来日公演では、イタリア・オペラを代表する傑作2演目―ヴェルディ作曲『仮面舞踏会』とプッチーニ作曲『トスカ』を上演。その他、ヴェルディ『レクイエム』、ロッシーニ『スターバト・マーテル』の特別コンサートも開催する。

記者会見では同劇場総裁のワルター・ヴェルニャーノが挨拶。「今回の来日公演が実現したのは、2010年の初の日本公演が、感性豊かな日本の皆さんに高く評価いただけたからこそ。我々が地道に続けてきた活動が大きな目覚めをもたらしてくれました。この関係が今後も継続していけるように願っています」と再来日の実現に喜びを隠さない。また、音楽監督のジャナンドレア・ノセダは「2000年の初来日以来、何度も日本で指揮していますが、今回のように普段から一緒にやっている仲間たちとの来日は格別の意味があります」と意気込みを語る。

世界も羨むほどの豪華キャストが実現した今回の来日公演。記者会見には『トスカ』出演者から、パトリシア・ラセット(トスカ役)とノルマ・ファンティーニ(同)、ラド・アタネリ(スカルピア役)。『仮面舞踏会』出演者から、オクサナ・ディカ(アメーリア役)、ラモン・ヴァルガス(リッカルド役)、マリアンネ・コルネッティ(ウルリカ役)、ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(レナート役)、市原愛(オスカル役)が登壇。音楽監督ノセダは「世界トップレベルだけでなく役柄にピッタリの声質の歌手を迎えることができました。これは我々が常に重視している点であり、成功の秘訣だと思っています」と、充実のキャストに自信をのぞかせる。

「トリノ王立歌劇場 2013年 日本公演」は、11月29日(金)より12月8日(日)まで開催。

■トリノ王立歌劇場 2013年 日本公演
◇ヴェルディ:『仮面舞踏会』
12月1日(日)・4日(水)・7日(土) 東京文化会館
◇プッチーニ:『トスカ』
11月29日(金)・12月2日(月)・5日(木)・8日(日) 東京文化会館
◇特別コンサート ヴェルディ:レクイエム
11月30日(土) サントリーホール
◇特別演奏会 ローシーニ:スターバート・マーテルほか
12月6日(金) 東京文化会館

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