『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(C)2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んだ新作映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の予告編が公開された。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』予告編

本作は、1980~90年代のウォール街で、20代で証券会社を設立して億万長者になるも、証券詐欺の違法行為で逮捕された実在の株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録を映画化したもの。“ウォール街のウルフ”と称される主人公をディカプリオが演じる。

“アメリカン・ドリーム”という言葉があるように、アメリカでは誰もが成功を収めることができる。しかし、人間の欲望には限りがなく、その成功は時に人生を大きく変えてしまう。本作でディカプリオが演じるベルフォートも若い頃は証券会社で「自分ももうけて、顧客ももうけさせる」と思っていた。しかし自身で会社を立ち上げた彼はまたたく間に大成功をおさめ、廃墟同然のガレージにかまえたはずのオフィスはいつしか高層ビルに移転し、高級ヨットを乗り回し、夕食代に260万円を使い、100ドル札をゴミ箱に捨てても平気になる。誰もがうらやむ成功だ。

しかしこのほど公開された予告編でベルフォートは「俺は手に負えない金を稼いでいた」という。いつしか彼は自身の欲望をコントロールできなくなり、ついには次々とトラブルが立ちはだかる。ベルフォートが繰り広げる“ショー”はどのような結末を迎えるのか? これまで映画ファンをわかせてきたスコセッシ×ディカプリオが描く“破天荒すぎるドラマ”に期待だ。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
2014年1月31日(金) 全国ロードショー