ラスタバナナのiPhone/Xperia用液晶保護ガラス、新素材の強さを試した

2013.11.28 19:47配信
強化ガラス製の保護シートの頑丈さを試す

いまや端末代の月賦やサービスプランの縛りによって、スマートフォンを2年間以上使うことが普通になった。2年も使えばいろいろあるわけで、大事に使っていても、落としたりぶつけたりで端末が傷つくこともある。大事なスマートフォンを傷から守るために、最近は硬度の高い強化ガラス製の保護シートが人気だ。でも本当に強化ガラスのシートって頑丈なの? BCN編集部が確かめた。

●硬さ&滑らかさでスマートフォンを傷から守る

ひと言でガラスフィルムといっても、価格はピンからキリまで。それでも一般的な保護フィルムに比べると多少高めの価格設定なので、慎重に選びたいところだ。今回はテレホンリースの「ラスタバナナ」ブランドの「強化ガラスシート 液晶保護 バリアパネルG」を使った。

強化ガラスを採用した保護シートは、ほとんどの製品のパッケージに表面硬度が記されている。「バリアパネルG」の硬さは9H。表面硬度とは、何Hの鉛筆の芯で傷がつくかを表したJIS規格で、「9H」の表示は「8Hの鉛筆まで大丈夫」という意味だ。ちなみにクルマの一般的な塗装がH~2H、爪が2Hなので、9Hというと非常に硬いことがわかる。

スマートフォンを無造作にポケットやカバンのなかに入れておくと、一緒に入っているカギやキーホルダーなどとこすれて傷がついてしまうことがある。まずはちょっと大胆だが、カギで「バリアパネルG」を擦ってみた。さすがにカバンのなかではカギの先端で擦るなんてことはめったに起こることではないだろうが、あえて難しい条件で試した。

「バリアパネルG」は硬さもさることながら、表面が滑らかで、カギで力を入れて擦ってもまったく引っかかることなく、カギの先端が滑っていく。「バリアパネルG」の表面を削ることはおろか、擦り跡も残らなかった。

もっと先端が尖ったものではどうだろうか。スタイラスペンと間違えてボールペンで文字を書き込もうとした……そんなミスはあり得ないと思うが、ボールペンでぐりぐり書いてみた。ボールペンのインクがつくものの、傷はまったくつかない。力を入れたところでペン先が滑っていくだけなので、のれんに腕押しのような状態だ。インクもティッシュで簡単に拭き取ることができる。

何をやっても傷がつかないので少々意地になって、カッターで引っかいてみた。そもそも紙などを切る刃物だ。これなら多少なりとも傷がつくかと思いきや、こちらも表面が刃を受け流して、まったく傷をつけることができなかった。

●指紋どころかマジックのインクさえ寄せつけない防汚コート

毎日指でタッチするスマートフォンだから、指紋の汚れは気になる。指紋汚れからスマートフォンを守る液晶保護フィルムもあるが、保護フィルムに汚れがつくようになり、なんだか汚くなってしまう。強化ガラスは比較的価格が高いので、汚れたからつけ替えるという使い捨てはしにくい。傷をつけるのに失敗した「バリアパネルG」はとりわけ頑丈なので、滅多なことでは割れずに長く使えそうだ。汚れは気にならないだろうか。

そこで、汚れへの耐性をチェックした。「バリアパネルG」は、表面に防汚コートを施しているので、指紋や汚れがつきにくいという。果たして実力はどうなのだろうか。

まずは指。確かに指で何度も触っても、指紋はつかない。次は油性のマジックで試した。しっかりとインクのあるマジックで書き込んだが、かすれた文字しか書けなかった。よく見ると、表面がインクを弾いているのがわかる。この状態でティッシュで抑えると、さっと拭き取ることができた。

頑丈なシートだが、これだけ頑丈だと心配になるのが、タッチの感度だ。傷や汚れといっしょにタッチも防いでしまっては元も子もない。しかし、「バリアパネルG」を貼ってiPhoneを起動したところ、指先での操作はまったく問題なかった。感度落ちがなく、ぬるぬるとよく動く。さらに、スタイラスペンで問題なくお絵かきができた。

硬度、防汚性能、感度と三拍子がそろった「バリアパネルG」。iPhone 5s/5c用はアルミノシリケートガラスという高性能化学強化ガラスを採用することで、この硬度と感度を実現し、さらに割れにくさもアップしているという。光線透過率は93%で、クリアで歪みが少なく、写真や動画の色合いを忠実に再現できる。また、「Xperia Z1」用は透過率96%の化学強化ガラスを採用している。

テレホンリースは、このアルミノシリケートガラスのように新素材を積極的に採り入れ、性能や使いやすさを高めた製品を開発している。スマートフォンケースも保護シートと同様だ。スマートフォンケースといえば、シリコンやプラスチックなどの人気が高いが、シリコンは柔らかく装着、脱着がしやすいのに対し、汚れやホコリがつきやすいという欠点がある。一方、プラスチックなどのハードケースは汚れや多少の傷に強いが、硬いので外すときに苦労する。

テレホンリースは、この両方の特徴をあわせもつ素材として、クラレの新素材「クラリティ」を採用したイージーハードカバー・ケースを発売した。プラスチックのような質感だが、曲げても割れにくい弾力性をもつ。保護性能と装着感を追求した厚さ0.8mmの薄型デザインで、カバーを装着したままで本体両側面のタッチセンサが手に握られているか認識し、電源をつけることができる「グリップマジック」機能に対応。この「クラリティ」はNTTドコモの「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」専用ケースに採用しているほか、12月下旬発売の「Xperia Z1 f SO-02F」専用ケースにも採用する。

全国の主要な家電量販店、パソコン専門店、ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」にもとづいて、デジタル家電、PC、PC周辺機器など、部門別の年間販売数No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD」で、テレホンリースは3年連続スマートフォンアクセサリ部門を制している。つまり、テレホンリースのスマートフォンアクセサリは、最も売れているということだ。スマートフォンアクセサリ選びで迷ったら、「BCN AWARD」の金のロゴをつけたテレホンリースの製品を選べば間違いない。(BCN・山下彰子)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

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