会見より。貴水博之、西岡徳馬、河村隆一、間宮祥太朗、渡辺裕之 会見より。貴水博之、西岡徳馬、河村隆一、間宮祥太朗、渡辺裕之

人気舞台シリーズ第9弾『銀河英雄伝説「第四章 前編 激突前夜」』が11月29日、東京国際フォーラム ホールCで開幕する。初日前日の28日には、キャストの河村隆一、間宮祥太朗、貴水博之、渡辺裕之、西岡徳馬が衣装姿で会見を行った。

舞台『銀河英雄伝説 第四章』チケット情報

原作は累計1500万部の売上げを誇る田中芳樹の人気長編小説シリーズ。遠い未来の銀河系を舞台に、銀河帝国対自由惑星同盟の戦いを、敵対するふたりの名将、ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーを軸に描く壮大な物語だ。

ヤン・ウェンリー役の河村は「ヤンは戦争の天才だけど、人を殺したり、戦争をおもちゃのように扱う政治家たちを憎んでいる。今回は自国の政治家たちに危うく葬られようとする査問会が待ち受けています」と役どころを説明。敵将ラインハルト役の間宮が「ヤンとラインハルトは鏡合わせ。映り方は違うが目指す方向は一緒なんだと思う。だから河村さんのヤンを見て、自分はどう演じるかをいつも考えています」と話すと、河村は「ふたりは仲良くできるんだけど、間に悪いおじさんがいてね」と西岡を指差す。西岡は帝国軍と同盟軍を両天秤にかける曲者自治領主ルビンスキー役。「本当は妖怪のようなキャラなのに、西岡さんが演じるとカッコイイ」と持ち上げると、西岡は「何か妖怪?」ととぼけてみせた。

最後に河村は「銀河英雄伝説は現代の縮図。各々の立場からみた正義を貫いている。平和の大切さを考えさせられる物語」と舞台のスケール大きさをアピールした。公演は11月29日(金)から12月2日(月)まで。チケット発売中。