『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカーが車の事故で亡くなったニュースが、ハリウッドに大きな衝撃を与えている。とくに共演者や監督は悲しみを隠せない様子だ。

その他の情報

『ワイルド・スピード』の共演者でプロデューサーでもあるヴィン・ディーゼルは、「僕の心は悲しみでいっぱいだ。ポール・ウォーカーは良い男だった。ご家族の方に、お悔やみを申し上げます。君のことが恋しいよ。言葉にならない。天国に、ひとり天使が増えた」とコメント。『ワイルド・スピードX2』でウォーカーと初共演し、5作目からシリーズに復帰したタイリース・ギブソンは、「今、悲しみで胸が苦しい。本当だなんて信じられない。神様、説明してくれませんか。僕には理解できません。彼のひとり娘のためにも祈ります」とFacebookに書きこんでいる。5作目からシリーズに加わったドウェイン・ジョンソンは、「僕のもつ強さと愛をすべてウォーカーの家族に捧げます」とツイート。また、現在撮影中の7作目を監督するジェームズ・ワンは、「今の僕は傷心などというレベルを越えている。何も考えられない」とツイートした。

事故当時、ウォーカーは、自ら主宰するチャリティ団体のイベントに出席しており、友人の運転する車の助手席に座っていた。来年公開予定の『ワイルド・スピード7』は現在もまだ撮影中。主演俳優を失ったことで、映画はどうなるのかについては、明らかになっていない。

文:猿渡由紀

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます