初のアリーナ・ツアーを完走した2PM 撮影:今津聡子 初のアリーナ・ツアーを完走した2PM 撮影:今津聡子

韓国出身の男性6人組“野獣アイドル”・2PM(トゥーピ-エム)が12月21日、東京・日本武道館で初アリーナ・ツアーの最終公演を開催し、2012年初夏に同会場で6日間公演を行うことを発表した。

2PMのライブの写真

会場に集まった1万人の熱気が高まる中、『HOT』『Hands Up』などの楽曲で激しいダンスを披露し、冒頭から熱いステージで盛り上げた6人。パフォーマンスでは、女性ダンサーと絡み、“野獣”らしさを見せる彼らだが、日本語でつっこみや冗談を言い合ったり、“尻文字”をして見せるなど、客席を爆笑させるキュートさも発揮。ソロ・コーナーでは、ジュノが作曲し、ウヨンが振付と衣装を担当したふたりのステージや、テギョンとニックンがダンスナンバーでファンを魅了。チャンソンは見事な“殺陣”で会場を沸かし、ジュンスはアーティストの才能を発揮したオリジナル楽曲を熱唱するなど、メンバーの個性をたっぷり披露した。そして、日本デビュー曲『Take off』では爽やかに、『I’m your man』ではネクタイダンスでセクシーに盛り上げ、代表曲の『Heartbeat』で本編を終えた。

アンコールは、ファンへ贈る曲『Thank you』でスタート。この日は、ファンがサプライズとしてグリーンのペンライトで会場を埋め尽くし、メンバーを感動させた。さらに、曲のエンディングでは、ジュンスが日本のファンへの想いを込めて作った楽曲『離れていても』をファンが大合唱。「同じ思いであることをファンから告げる」という、思いもよらぬ歌のプレゼントに感激し涙を流すメンバーも。ジュンスが「みなさんのサプライズに、本当に感動しました。これかも、もっといい曲を作れるように頑張ります。次のライブで会いましょう!!」と意気込むと、チャンソンは「今日が、初めてのアリーナツアーの最後なんて信じられないです。本当にありがとうございます。疲れた時、大変な時は、この瞬間を思い出して元気になれると思います」と、メンバーそれぞれが感謝の言葉を述べた。最後はパーティー・チューンで武道館はクラブへと化し、ライブは幕を閉じた。

12月5日の大阪城ホールからスタートしたツアー「2PM ARENA TOUR 2011“REPUBLIC OF 2PM”」は、6都市9公演で約10万人(12月4日のプレショウを含む)を動員。同ツアーの模様をドキュメントしたライブフォトマガジン『2PM ARENA TOUR 2011』は、12月29日(木)より全国書店、コンビニにて500円(税込)で発売される。ぴあBOOKSHOPでは、同ショップでの予約・購入者を対象にクリアファイルのプレゼントキャンペーンを2012年1月10日(火)11時まで実施中。詳細は、ぴあBOOKSHOP(http://pia.jp/t/2pm/)まで。