3年前の同時期よりも、40型以上の液晶テレビは大幅に売れている

家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」の週次データによると、2018年2月半ば以降の液晶テレビ全体と、32型を中心とした40型未満の中小型モデルの販売台数は前年を下回っているが、40型以上の大画面モデルに限ると前年を上回る週もあり、サイズによる違いが鮮明だ。

春商戦のピークは3月第3週

2月から4月上旬までの春商戦で、例年、最も販売台数が跳ね上がるピークの時期は、祝日が通常より1日多い3月第3週。今年の場合、3月19日~25日にあたる。

「BCNランキング」をもとに、過去3年間の3月第3週の販売台数指数(2007年の同カテゴリの週平均販売数量を「100」とした指数)をみると、18年は「129.6」、17年は「139.4」、16年は「140.9」だった。40型未満に限ると、18年は「87.0」にとどまり、3年前との落差はより大きい。

一方、フルHDの4倍の画素数をもつ4K対応機種を含む、大画面の40型以上に限ると、07年基準で「442.7」だった17年に迫る水準となった。

テレビの買い替え理由の1位は故障だが、春の新生活シーズンは、新居への引っ越しや気分一新といった、他の理由も多いのではないだろうか。4K液晶テレビの値頃感が増し、かつてメーカーや販売店がいくら訴求してもなかなか進まなかった買い替え時のサイズアップが進みつつある。(BCN・嵯峨野 芙美)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます