信頼する 

男性にとって信頼感はエネルギーになると言います。女性のみなさんも「信頼されているから頑張らなくては」と思うことってありますよね。家族を持った男性は、家族への責任感を仕事へのモチベーションに変えられる人が多いようです。

そして、その責任感は、信頼されることで増えているようです。
「あなたがダメだから私が頑張らないといけないのよ」なんて責められると、とたんに挫けてしまう男性は多いのです。「信頼してくれる人のためにも頑張らなくては」というモチベーションになります。

仕事をする動機は大切ですよね。多くのビジネスマンと話していると、その動機は一つではない場合がほとんどです。お金が目的の人もいれば、ただただ仕事が好きで仕方ないという人もいますが、「信頼してくれている家族のため」という動機で、苦しい時を乗り越えたというエピソードを聞くことがあります。

逆に、苦しい時に、妻から信頼されず離婚危機に陥った夫婦もいます。その後、危機を脱しても夫婦関係は修復されることはなかったとか…。

 

 放置する(適度に) 

いろいろなタイプの男性と話をしてきましたが、みなさん、パートナーから上手に野放しにされている印象があります。

あまりに締め付けが厳しいのは、男性を育てるという意味では良い方法とは言えません。
例えば、帰宅時間や付き合う相手に厳しすぎる女性と結婚した男性は、当然ですが、付き合いの幅も減ってしまいます。

コミュニケーションの幅を狭めてしまうのは、仕事にとってはかなりのマイナス。多くの出会いがある人は、それだけチャンスも手にできます。

ある男性経営者は、仕事が忙しく帰宅できなくても、大した干渉は受けないと言います。それは、仕事を成功させるために必要なことだからと。でも、仕事に集中した後は、家族をねぎらい、旅行や家族サービスを必ずするとも言っていました。仕事に自由で自立している男性の方が、力を発揮しやすいようです。

ただし、放置しすぎるのも危険。寂しがりやの男性は、放置されたのをいいことに、ふらふらと他の女性に目移りしないとも限りません。

例えば、ひっきりなしの電話やメールでの行動チェックを減らすなど、適度に放置するのがいいのではないでしょうか?付き合いや夜遊びが増えたら、その時はきちんと締める。

何も言わないのも危険、言い過ぎはダメ。そのさじ加減で、男性は成長もできるし、その逆もありますね。

 

今回ご紹介した上記3点の逆は「認めない、信頼できない、縛り付ける」です。毎日顔を合わせる相手に抱く思いとしては、何ともツラいですね。

男性に対して、認めて、信頼して、上手に放置できると、女性自身の心も楽になります。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。