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東京ディズニーリゾートのキャストと言えば、世の中の多くの人々が憧れる職業です。私にも元キャストの友人・知人が何人もいますが、誰もがキャストをしていた当時を誇らしげに語るのが印象的です。

先日、ニューイヤーキャスト採用面接会の開催が発表されました。約1,300名もの大量採用を予定しているとのこと。東京ディズニーリゾートのキャストになる大チャンスです。

ただ、華やかな職であるからこそ、「やってみたいけど、自分には向いていないかも……」と尻込みする方も少なくないはずです。例えば、キャストとして働くうえで欠かせない資質、向いている性格みたいなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドのキャスティング部で、採用マーケティングを担当している神野 桂さんに、直接お話を聞いてきました。

 

一番大切なのはチームワーク

株式会社オリエンタルランド・キャスティング部で、採用マーケティングを担当している神野 桂さん。「普段は面接をする側なので、インタビューされるのは緊張します」とはにかむ一面も

――本日はよろしくお願いいたします。さっそくお聞きしたいのですが、率直に、東京ディズニーリゾートのキャストになるうえで、一番大切なことは何ですか? 
どのような人材を求めているのでしょうか。

神野さん:東京ディズニーリゾートのキャストとして働くうえで一番大切なのは、チームワークです。

弊社では、東京ディズニーリゾートを、青空を背景にした巨大なステージであると考えています。見るものすべてがショーであり、お客様はショーに参加していただくゲスト、東京ディズニーリゾートで働く従業員をショーを演じるキャスト(=役者)と呼んでいます。

この「ステージ」ですが、普段、パークに遊びに来ていただいた際に、みなさんが接している「オンステージ」と、みなさんからは見ることができない「バックステージ」があります。「バックステージ」にも、たくさんのキャストがいて、双方が連携することで、毎日の東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営が成り立っています。

運営していく上で一番大切なのはチームワークです。パークを訪れてくださるゲストや、一緒に働く仲間のキャストのことまで考えて行動できる、という点が一番重要になってきます。

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