ファントムは市村正親・鹿賀丈史のダブルキャスト!

2013.12.5 16:28配信
市村正親 市村正親

長年にわたって世界中で愛されてきた『オペラ座の怪人』。その物語の10年後を描いたミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』がロンドン公演、オーストラリア公演を経て2014年、日本に上陸する。ファントムはなんと市村正親と鹿賀丈史のダブルキャスト。これまで共演はあれど、競演は初となる彼ら。無二の親友でありライバルでもあるふたりに、ファントム役への思いを訊いた。

ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』チケット情報

「お芝居の神様は面白いことをするなあと思った。僕がこの歳になって仮面をかぶってファントムを演じるなんて。しかも作曲家は(『オペラ座の怪人』と同様)アンドリュー・ロイド=ウェバーで、相棒である鹿賀とのダブルキャスト。できすぎているよね」と笑う市村。一方の鹿賀は「ファントムに対するイメージをすでに持っている方はたくさんいらっしゃるでしょう。そんな状況で僕が演じるファントムは、自分でもどんなものになるか想像がつかない。ただ、市村とはお互いのことをだいたいわかっているつもり。同じ役でもまったく違うものがでてくるだろうと思います」と語った。

クリスティーヌを愛しながらも、その思いゆえ一度は身を引いた怪人が再び彼女の前に現れる――。初演から数十年を経たいま、名作の続きが語られるそのストーリーもさることながら、絢爛な舞台も見どころのひとつ。「オーストラリア公演のビデオを見せてもらったんですけれども、舞台装置や照明、衣装が抜群に美しい。世界のミュージカルはここまで来たのかと思いました。この世界をアンドリュー・ロイド=ウェバーの曲にのせて味わえるのは僕自身楽しみ」と期待に胸を膨らませる鹿賀。一方市村は「もちろん美しい舞台は堪能してほしい。さらにそのうえで、そこで繰り広げられる愛のドラマを見せられたら。ファントムの孤独な、ひたむきなクリスティーヌへの愛。そこを掘りさげて気持ちをつくっていきたいね」と意欲を見せた。鹿賀も「今回のファントムはより人間らしい存在。そこが魅力に映るよう演じたい」と話す。

「『オペラ座の怪人』が、若きアンドリュー・ロイド=ウェバーのひらめきをもとにつくった名作だとしたら、『ラブ・ネバー・ダイ』は彼の祈りや魂が込められた作品だと思う」と市村。「それぞれの役が全員ダブルキャストだから、組み合わせによって毎回違うものが観られると思います。キャストによって自然に変化して、構築されていく世界が楽しみ」と鹿賀。彼らが演じる新たなファントムを楽しみに待ちたい。

公演は3月12日(水)から4月27日(日)まで東京・日生劇場にて。チケット発売中。

取材・文/釣木文恵

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