ASEAN各国の出演者たち (c)栗本一紀 ASEAN各国の出演者たち (c)栗本一紀

日・ASEAN友好協力40周年を記念し、国際交流基金が企画したコンサートツアー「Drums&Voices」。ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス、 ブルネイ、日本の7か国から12人の伝統音楽演奏家が参加。10月より始まったASEANツアーを経て、12月18日(水)に東京・渋谷のBunkamuraオーチャーホールでフィナーレ公演を開催する。

日・ASEAN友好協力40周年記念公演「Drums&Voices」の公演情報

音楽監督に数々の映画・アニメ・テレビ音楽の作・編曲で名高い作曲家の大島ミチルを迎え、本公演の楽曲作りのために、出演者全員による合計4週間に及ぶワークショップを実施。各国の伝統音楽をベースにしながら、思わず踊りだしたくなる曲、テクニカルプレイの競演、大島作曲のメロディ、ポップスと、バラエティに富んだ15曲が完成した。「出てくる音が新鮮で、こういことが出来るのか、と衝撃でした」と音楽監督の大島ミチルも語る。

10月17日のベトナム公演より始まったASEANツアー。個性あふれるアーティストたちのぶつかり合いによって生まれるパフォーマンス。見たこともない楽器同士の競演、聴いたこともない新しい響き。手拍子や踊りながら全身で音楽を感じる観客たちの熱狂に包まれて、ツアーは大盛況のうちに終了した。

そして、いよいよ迎えるフィナーレ公演。日・ASEAN友好協力40周年記念公演「Drums&Voices」は、Bunkamuraオーチャードホールで開催。日本からは和太鼓奏者・堀つばさ(元太鼓芸能集団「鼓童」)、そして東京公演のみのスペシャルゲストとして尺八奏者・藤原道山が参加する。チケットは発売中。

◆日・ASEAN友好協力40周年記念公演「Drums&Voices」
12月18日(水) 19:00開演 Bunkamuraオーチャードホール

【出演アーティスト】
日本:堀つばさ(和太鼓、唄)、ベトナム:ミン・チー(太鼓)、マイ・リエン(唄、トロン、太鼓)、カンボジア:ヴタ、チャンナ(チャイヤム他)、ミャンマー:アカダミ・ミャンマーピ・チャウ・セイン、ボ・トュ・レイン(パット・ワイン他)、タイ:トサポーン・タサナ(ラナート他)、クリス・シャイニングスター(ラブイズ)(唄)、ラオス:プサヴォン・サクダ、セントン・ブッサディ(太鼓、ケーン他)、ブルネイ:ユスリ(レバナ他)
※東京公演スペシャルゲスト:藤原道山(尺八)
【音楽監督】
大島ミチル