歌舞伎座が観客動員100万人を突破 歌舞伎座が観客動員100万人を突破

今年4月に新装開場した歌舞伎座が12月8日の昼の部、十二月大歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』で来場者数100万人を達成したことを発表した。歌舞伎座は今年4月2日に開場、来年3月まで1年かけて歌舞伎座新開場柿葺落興行を行っていく。12月は『仮名手本忠臣蔵』を昼夜で通し上演。100万人突破は想定より早い8か月での記録達成となった。

当日は劇場前に「御来場壱百萬名様達成」と記された看板の掲示とともに、1階の大間(ロビー)には、歌舞伎座の「座旗」と懸垂幕が飾られ、昼の部来場者全員(1階から3階の指定席、4階の幕見席のすべて)に記念品の「御切符入れシート(チケットホルダー)」がプレゼントされた。

歌舞伎座支配人、船越直人は「当初の1年で110万名様としていた予想より早く100万名様をお迎えできました。まずは、お客様皆様に御礼申し上げたいと思います。皆様の、休場中の歌舞伎座に対する思いの強さや、新開場へのご期待の大きさが、今日の100万人につながっていると思っています。大変有難く存じております。これからも多くの人々に愛される劇場、日本を代表する劇場としてのご期待に応えて参りたいと思います」と感謝の言葉を寄せている。