ダメとは言わず、選択肢を与える方法

例えば、子どもにお菓子を与えたところ「全部食べたい」と言い出しました。流石にそれは食べ過ぎだと、今日半分食べて残りの半分は明日食べようという話をしたが、駄々をこね聴かなかったとします。

そんな時、強制的に取り上げ、力づくでも子どもに言い聞かせようとする親は多いですが、そのようなことをすれば子どもはさらに言うことを聴かなくなります。

そうならないようにするために使える手段が「選択肢を与える方法」です。

「今日全部食べて明日全く食べられないのと、今日と明日で半分づつ食べるの、どっちがいい?」と子どもに選択させます。すると、不思議なことに素直にどちらかを選択しようと、聴くようになる子どもも多いようです。

選んだ方は途中で変えずに約束事として守らせるようにしていけば、子どもの意思も尊重でき、責任感も生まれますから、良いですね。

まとめ

頭では分かっていても忙しいあまりつい言ってしまいそうになる「ダメ」や「~しなさい」ですが、この先どれだけ繰り返してもそのような言葉は子どもの心には響かず、ママのイライラが収まることはありません。

出てしまいそうになった時は少し我慢をし、一度頭で考えてから口に出す癖を身に着けるようにすると、ママの育児も楽になります。

今回は命令や否定にならず、子どもが聴くようになる方法を3つご紹介しましたが、どれが効果的かについては子どものタイプにもよります。これ以外にも子どもが素直に聴くようになる方法はありますから、色々試してみるとよいでしょう。

話し方1つで子どもが変わる。ママが変われば子どももきっと変わりますよ。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。