人気女優サンドラ・ブロックが2013年を総括

2013.12.10 18:11配信
主演作『ゼロ・グラビティ』が公開になるサンドラ・ブロック(C) Armando Gallo / Retna Ltd./amanaimages

本年度アカデミー賞最有力の呼び声も高いサバイバル巨編『ゼロ・グラビティ』を引っさげ、米女優のサンドラ・ブロックが7年ぶりの来日を果たした。すでに全世界興収6億ドルを突破する同作に加えて、今年は女刑事コメディ『The Heat(原題)』も大ヒット。先ごろ、米誌が選出する“エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー”に輝いたばかりだ。年末に“今年の漢字”を選ぶ日本の慣習にならい、ブロック本人に充実の2013年をワンワードで総括してもらった。彼女が選んだ今年の“単語”は?

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映画は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン監督が、完成までに5年以上を費やした渾身作。ブロック演じる女性宇宙飛行士・ライアンが、船外活動中に宇宙ゴミ襲来を受け、漆黒の無重力空間に放り出されながら、地球への帰還を目指す姿を、驚異的な無重力(ゼロ・グラビティ)映像で描き切るスリリングな一作だ。

「この作品は決してSFじゃないわ。果てしない暗闇に包まれた宇宙が、人生そのものを暗喩しているのよ。次々と主人公を襲うピンチは、私たちが生きる上で避けることができない、さまざまな逆境や孤独……。つまり、いかに人生と向き合うかを問いかけるヒューマンドラマであり、私自身がこの作品をとても誇らしく思えるのもそのせいなの」

主人公が娘を亡くしているという設定は、ブロック自身のアイデアだ。「最初は娘が待つ地球に生きて帰る、という筋書きだった。でも『もし地球に帰る糧がゼロな状態で、それでも彼女が生きるために戦ったら……』って考えたの。アルフォンソは共同作業を好むタイプで、私のアイデアを受け入れてくれたわ」。その結果、本作が投げかけるメッセージはより深遠なものとなった。ぜひ、極限状態で生きる希望を失わないヒロインの姿に、今という瞬間を生きる自分自身を重ね合わせてほしい。

さて、ブロックが今年を象徴する単語としてチョイスしたのは「そうね……、balanced(バランスが取れた)かしら」。かつてはラブコメ女王として君臨しただけに「私自身、コメディが大好きだから、メリッサ・マッカーシーと共演した『The Heat』は最高に楽しい経験だった。一方で、『ゼロ・グラビティ』というエモーショナルな感動作に出演し、自分自身を“再生”させることができた。女優として両方の欲求をバランス良く満たすことができて、大満足なの!」

『ゼロ・グラビティ』
12月13日(金) 全国ロードショー
※3D/2D同時公開

取材・文:内田涼

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