家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、2018年3月19~25日におけるデスクトップPCの機種別販売台数(PB製品を除く)で、テックウインドのキーボードとPCが一体化しているキーボードPC「WP004-BK」が2位に浮上した。前週圏外からの異例のランクアップだ。同製品は、2016年1月に発売となり、メーカー側では販売終了になっている。在庫をもつ店頭やネットショップによる値下げによって購入者が急増したとみられる。前週2位だったNECの「LAVIE Desk All-in-one」シリーズの「DA370/HAW」は4位に後退した。なお、1位と3位は前週と変わらず、富士通の「FMV ESPRIMO FH」シリーズが確保。「FMVF70B3W」が1位、「FMVF77B3B」が3位をそれぞれ維持している。

6位以下では、前週13位だったレノボ・ジャパンの「81A400F3JP」が8位とトップ10に入った。一方、NECの「LAVIE Desk All-in-one」シリーズの「DA770/HAR」が6位(前週4位)、富士通の「FMV-ESPRIMO FH」シリーズで、「FMVF52B3W」が7位(同6位)、「FMVF52B3W」が9位(同5位)とダウンしているのが目立つ。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。