「EOS Kiss M」ブラック(左)とホワイト

家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、2018年3月19~25日におけるデジタル一眼カメラの機種別販売台数(PB製品を除く)ランキングで、キヤノンとソニーそれぞれの新製品が大きく順位を上げたことがわかった。

10位以外の上位グループは定番のモデルが占めている一方、キヤノンが18年3月に発売した「EOS Kiss M ダブルズームキット ブラック(EOSKISSMBK-WZK)」は前週85位から12位へ、同モデルのホワイトが前週126位から13位に急上昇。ソニーが18年3月に発売した「α7 III ボディ(ILCE-7M3)」は、前週87位から17位に順位をあげた。行楽・行事が続く春には、高性能で誰でも使いやすいミラーレス一眼が注目を集めているようだ。

「EOS Kiss M」は、Kissシリーズで初めてのミラーレス一眼。新映像エンジン「DIGIC 8」と2410万画素の高精細なCMOSセンサを組み合わせて、画質性能を高めている。初心者でも使いやすい説明画面とガイド機能を備える。バリアングルの液晶モニタとEVFで快適なつき心地を実現した。動画撮影は4K対応。スマホとの連携機能で、友達との写真の共有やSNSへのアップなども簡単にできる。

「α7 III」は、35mmフルサイズの裏面照射型CMOSセンサを搭載したミラーレス一眼。従来機種から進化した「4Dフォーカス」を搭載し、ピント合わせが難しいシーンでも、広範囲・高密度に配置されたAFセンサが被写体を高精度に捉える。4K動画の撮影や、HDR対応の映像を撮影することができる。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。