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――ソン・スンホンさんが“愛する時”は、どのようになりますか? テサンのように一途になるタイプですか?
ドラマのなかでテサンは、ミドに「やってみて」と言われたとおりに、マスクシートを顔につけてケータイで自分撮りして、証拠写真としてミドにメールで送ってみたりとか、インターネットで女性が喜ぶことを調べて、プリントアウトして持ち歩いたりするんです。

こんなシーンがあってすごく笑えました。「なんで脚本家さんは、僕のことをこんなによく知っているんだろう」って(笑)。僕も女性とデートするときはいつも「何をしてあげたら喜ぶかな、どこに連れて行こうかな、何が好きかな」と悩んだ記憶があるからです。

テサンは恋愛初心者で、何をどうしたらいいのかわからないんですよね。女性の心理がよく分からない子供のような男。僕もそうなんです。周りからは「女性慣れしていそうだ」とよく言われるんですが、とんでもないです。本当に、テサンみたいに女性のことは分からないんです。だから、僕が恋愛するときもテサン以上に情熱的で純粋だったと思いますね。でも、ひとつ違う点があるとしたら・・・ミドにとってテサンはありがたくて感謝すべき存在ではあったけど、決して愛していたわけではありません。

ミドはテサンを愛していないことを何度も口で表現しますが、テサンはそれを聞こうともせず、「好きだから結婚したい」と自分の感情ばかり押し付けていくんです。ミドが「留学したいから待っていられる?」と聞くと、「行くな」と言ってあとで後悔したり。そういうテサンの自分勝手な面は自分とはちょっと違うと思います。  

――韓国ドラマの撮影はハードだと聞きますが、撮影を終えて現在はどのように過ごしていますか?
3か月間、毎日ずっと撮影で、朝は6時には起きないといけない生活でしたが、今は寝坊できるのでうれしいです。ドラマの仕事はいつもそうですが、徹夜続きでゆっくり寝ることはできません。とくに今回、テサンの孤独や荒れた雰囲気を表現するために、ほかの作品の時よりもダイエットをしましたし、序盤では上半身を脱ぐシーンが頻繁にあったので、お腹を空かせたまま撮影をした日もありました。

作品が終わった今はダイエットなんていう言葉はありませんし、撮影していたときはあった腹筋の「王の字」はすっかり消えてなくなりました(笑)。いまは、好きなものを何でも食べられる生活で嬉しいです。

 

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