©KIM SANGDUK 
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――本作はソン・スンホンさんにとってどんな意味のある作品となりましたか?
僕がこれまでにないキャラクターにチャレンジしてみたいと思い、やってみたことが、それなりに視聴者の皆さんにも受け入れてもらえるようになったと感じます。

これまで僕が演じてきた役は善人キャラ、正義感の強い主人公が多かった。"骨までワル"な役柄は今回が初めてでした。テサンが悪人というわけではないのですが、最初に演出家さんや脚本家さんから言われたのは「ソン・スンホンではなくてハン・テサンを見せてほしい。

寂しくて、冷徹で、キレるときは殺気立った眼差しで、裏切られたときは受けた傷の分だけの爆発してほしい」という言葉でした。

あるシーンのことですが、ミドが誤解して「それならソンジュ(チェ・ジョンアン)さんと付き合えば?」とテサンに言うと、普段なら「なに言ってるんだよ」と軽く受け流すところを、テサンは何かに刺激されたように「なんだと? 俺に舐めたこと言いやがって!」と憤慨するんです。台本の下に「テサンは感情を抑えきれず、激しくキレる」と脚本家さんのメモがありました。これまでの僕だったら、理性が働いてそこまで憤慨する場面は撮れなかったと思います。

放送された翌日、このシーンについて「テサンさん、スンホンさん、女性はキレやすい男が嫌いです」という記事が出たのですが(笑)、意外なことに視聴者からは「ワルなソン・スンホンが見られてよかった」「これまでにない姿」というよい反応が返ってきたんです。すごく嬉しかったし、自信につながりました。 


――最後に本作の見どころと、視聴者にメッセージをお願いします。
日本の皆さん、もうすぐ『男が愛する時』が日本で放送されると聞きました。ドラマでは、ひとりの男が恋に落ち、甘い恋愛を経験し、そして裏切られて堕ちていくという、これまで見せたことのないようなさまざまな姿を表現しています。一日も早くドラマをお見せしたいです。ご覧になった際はぜひ、たくさんの期待と応援をお願いします。 

©iWILL media corporation、STORMS COMPANY 
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ソン・スンホン&シン・セギョン主演最新作!
『男が愛する時(原題)』
女は愛に迷い、男は愛にひざまずく
心に傷を抱えた男女の愛と葛藤を描く本格ラブストーリー
※日本語字幕放送
8月10日(土)スタート! 毎週(土・日)午後10時 ~ 11時15分
出演:ソン・スンホン、シン・セギョン、チェ・ジョンアン、ヨン・ウジンほか
制作:2013年MBC 全20話
KNTV『男が愛する時(原題)』特設サイト[http://www.kntv.co.jp/namja/]

 

 
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