『ダンス オブ ヴァンパイア』&帝劇開場100周年、千秋楽 『ダンス オブ ヴァンパイア』&帝劇開場100周年、千秋楽

12月24日、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が東京・帝国劇場で千秋楽を迎えた。1911年の3月1日に開場した帝国劇場は、今年開場100周年。この千秋楽を持って、華々しい演目が並んだアニバーサリー・イヤーのフィナーレとなった。

『ダンス オブ ヴァンパイア』チケット情報

この日は本編が終わると、カーテンコールで出演者たちが挨拶をした。主役のクロロック伯爵役を演じた山口祐一郎は「二度とないというくらいの素晴らしい夢のひとときをお客さまと過ごすことが出来まして、これもお客さまの温かいご声援の賜物です。“ヴァンパイア一族”よりお礼申し上げます」と感謝の気持ちを述べ、伯爵と対決するアブロンシウス教授役の石川禅は「人の心には光と闇がありますが、今年は悲しみとか怒りとか不安とか、闇の部分が多くなってしまった。この作品は人の心の闇を吹き飛ばす作品。心の中にある暗い部分を吹き飛ばしていただければ最高です。そして良い年をお迎えください!」と話した。挨拶の後は客席も総立ちになり舞台上のキャストとともにフィナーレナンバー歌い踊った。曲が終わると“帝国劇場開場100周年記念イヤー 大千秋楽”と書かれた大看板が舞台に登場。改めて客席から大きな拍手が沸き起こった。その後も拍手はなかなか鳴り止まず、カーテンコールは7回繰り返された。

『ダンス オブ ヴァンパイア』はこの後1月7日(土)から12日(木)にかけて、大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。なお、2012年の帝国劇場は1月1日(日・祝)開幕の滝沢秀明主演『新春 滝沢革命』からスタート。こちらは1月29日(日)まで。その後2月7日(火)から4月30日(月・休)に堂本光一主演『Endless SHOCK』、5月9日(水)から6月27日(水)にミュージカル『エリザベート』と続く。

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