写真左:成田達輝 同右:三浦文彰[(c)M.Hikita] 写真左:成田達輝 同右:三浦文彰[(c)M.Hikita]

期待の若手音楽家に与えられる「ホテルオークラ音楽賞」の第15回受賞者が、ヴァイオリニストの成田達輝と三浦文彰に決定した。

近年目覚しい活躍をみせ、将来を嘱望される音楽家の支援・育成を目的とするホテルオークラ音楽賞。これまでの受賞者には、国内外で幅広く活躍中の一流アーティストたちが名を連ねている。

今回同賞を受賞した成田達輝は、2010年のロン=ティボー国際コンクールで第2位及びサセム賞、2012年のエリザベート国際コンクールで第2位及びイザイ賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。優れた技量と類稀な音色で聴衆を魅了し、現在はパリ国立高等音楽院で研鑽を積んでいる。

また、三浦文彰は、世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、2009年に史上最年少の16歳で優勝(聴衆賞、音楽評論家賞も同時受賞)を成し遂げ、国際的に大きな話題を集めた。2009年度の第20回出光音楽賞受賞。2011年にはCDデビューも果たした。現在、ウィーン私立音楽大学で研鑽を積んでいる。

第15回 ホテルオークラ音楽賞の受賞記念演奏会は、2014年2月26日(水)にホテルオークラ東京 本館1階「曙の間」で開催される。演奏会の鑑賞(無料)は事前申込制。公式ホームページほかで2014年1月8日(水)から31日(金)まで受付。