丸々もとお氏

同部門2位の「東京ドイツ村 ウィンターイルミネーション」について、丸々氏は「広大な敷地を使い、まるで絵本の中に紛れ込んだような世界観。

観覧車、展望台と、地上絵のようなイルミネーション」と表現。東京ドイツ村の茂田総支配人は、「毎年、中身が違うイルミネーションをやっています」と、今年についても気合充分。

同率2位の「江ノ島 湘南の宝石」は「迷路の中に迷い込んだような様々な光の演出があったり、ライブが行われたりと、総合的にエンターテイメント要素が高い」と称賛。

実行委員会の江ノ電の社員たちは「ここ10年で、夏と冬が逆転し、冬の方がお客さんが多く来ています。湘南といえば冬だということでPRしていきたい」と、イルミネーションによる集客の効果を語った。

 

「奥日光湯元温泉・雪まつり」
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また、ミニカマクラのなかでキャンドルが揺れるという演出が称えられたのが、同部門10位の「奥日光湯元温泉・雪まつり」だ。

登壇した山本社長は、極寒地方ならではの苦労を述べた。

「今日はマイナス7度。雪まつりの時季は、マイナス15度の中で作業をします。準備は大変ですし、豪華な電球を使ったものではないですが、豊富な雪と光のイリュージョンを楽しんでほしいです」とコメント。

イルミネーション部門では、オリジナリティーを打ち出したり、ぬくもりのある手作り感が感じられるイルミネーションが、多く選ばれた。

 

ミッドタウン クリスマス2012
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六本木なのに無料で楽しめることで好評な7位の「ミッドタウン クリスマス2012」のミッドタウンマネジメントの高道さんは、「ミッドタウン クリスマス2012」は、「毎年、宇宙をテーマにイルミネーションを行っています」と独自性を強調。

第2位の「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」を運営する足利フラワーリゾートの早川専務は、「花をテーマに、温かみのある作品づくりが特徴です」と語った後、「スタートしてから今まで、外部の専門業者さんを使わず、園内管理のスタッフ10数人で企画から施行まで全てを行っています」と、スタッフたちをねぎらった。

印象深かったのは、同部門第4位の「SENDAI 光のページェント」の代表理事・高橋氏のコメントだ。

「このページェントは、市民の募金により成り立っています。今年で28年目ですが、4年前には火災があり、3年前の大震災では倉庫にあったLEDが流されました。その時は不可能かと思ったのですが、日本全国からLEDを貸してもらい、明かりを灯すことができました。イルミネーションは、今まではきれい、美しい、幻想的という見方でしたが、3年前から、鎮魂の光になってしまいました。震災を経験して思ったのですが、光は人が生きている証です」。