オカルト研究家の山口敏太郎氏

米ホラー映画『インシディアス 第2章』の公開を記念し20日、東京・池袋のシネマサンシャインで「恐怖絶叫ホラー・ナイト!」と銘打ち、シリーズの連続上映が実施された。上映を前に、オカルト研究家として活躍する山口敏太郎氏がトークショーを行い、「世の中にある95%の心霊現象はインチキだが、残り5%は否定できないガチな現象。この映画も心霊のリアルを分かっている人が作っている」と太鼓判を押していた。

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映画は2011年に公開され全世界で大ヒットを記録した低予算ホラー映画『インシディアス』の続編。衝撃的なラストシーンの“直後”から物語が始まり、主人公ジョシュの“彼方の世界”とつながる特殊能力が、息子ダルトンに受け継がれたことから、新たな恐怖の幕が上がる。『ソウ』シリーズや『死霊館』など新世代のホラーマスターとして高評価を集めるジェイムズ・ワン監督が続投し、すでに全米で大ヒットを記録している。

山口氏は自らの経験をもとに「隠した遺産のありかなど、死者しか知らない情報を、霊が伝えてくれることも」。心霊を扱うテレビ番組にも数多く出演しているが「放送に流れないところで、本当はヤバいことが起こっている。リアル過ぎると、メディアには出せない」と裏話も披露。「霊的なものはほとんど否定するが、それでも幽霊は間違いなく存在する」と力説した。

この日は“怪談師”のファンキー中村氏も駆けつけ、映画本編の前座を務める形で、友人宅に現れた女性の霊にまつわる体験談をお披露目し、来場したホラーファンを凍りつかせていた。

『インシディアス 第2章』
2014年1月10日(金)公開

取材・文・写真:内田 涼

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