――撮影中、記憶に残るエピソードは?
撮影していた昨年の冬は、例年よりもずっと寒さが厳しくて、雪もたくさん降ったので、野外でもちろんのこと、室内でのシーンを撮るセットでも、セリフを言うたびに息が白くなって、手や耳も赤くなって……。

放送後、周囲の人たちが「なんで裕福な家のリビングと寝室で息が白くなってんだ?」と言われてしまいました(笑)。それからタミー・ホン(キム・ジソク扮)に醤油をかけるシーンでは、あまりにも役に没頭してしまったため、醤油を本当にたくさんふりかけてしまいました(笑)。

――ムン・グニョンさんと共演した感想を教えてください。子役から活躍しているキャリアの長い女優さんですが、イメージ通りだったこと、イメージと違ったことなどがあれば教えてください。
外見がとても可愛らしい方なので、幼い印象だったのですが、現場で息を合わせてみると、すごく大人で、思慮深い方でした。何よりも相手を配慮するマインドが、ベテランだなと思いました。

――スンジョ特有の方言が誕生した秘話を教えて下さい。元々方言が上手だったんですか?
方言を話すのは、もともと台本にはなかったんです。でも脚本家の方と話をしているときに僕が忠清道(チュンチョンド)の出身だという話題が出て、スンジョの言葉が訛っていたら面白いね、というアイディアが生まれたんです。

実際に演じてみたら、なんかうまくハマってしまいました。ちなみに僕は普段、あんなにオーバーに方言は使いませんよ(笑)。

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