「妊活」という言葉が社会的にも定着しつつある今、世の男性たちは妊活についてどれほどの知識を持っているのでしょうか。

妊活の知識は、依然として「女性の方が高い」というイメージがありますが、近頃は意外にも男性で知識を持つ「妊活インテリ男性」が増えています。

しかし「妊娠するために重要だと考えていること」には男女間で温度差があり、この温度差が妊活を妨げる1つの原因なのかもしれません。

今回は、「男女の妊活の知識調査」を参考に、男女間で生じる妊活の温度差についてお伝えします。

妊活の知識、どれくらい知っている?意外にも女性は男性の体のことを知らない?

夫婦間で妊活に対する温度差はどれくらいあるのでしょうか。ドコモ・ヘルスケア株式会社が20代から40代の妊活経験者の男女618名を対象に行った「男女の妊活の知識」に関する調査結果は以下の通りです。

夫婦間で妊活に対する温度差はどのように感じますか?

  • 自分の方が温度は高い 女性51.8% 男性9.4%
  • 相手の方が温度は高い 女性4.2% 男性28.8%
  • お互い温度差は同じ 女性44% 男性61.8%

やはり予想通り、女性の方が温度が高い傾向にあることが分かりました。では妊活の知識については夫婦間において温度差はないでしょうか。

排卵日当日より排卵日前がもっとも妊娠しやすいタイミングということを知っていますか?

  • 知っている 女性87.7% 男性77%

女性の卵子は年齢が上がると老化して数が減っていくことを知っていますか?

  • 知っている 女性95.8% 男性87.7%

意外にも、男性は妊活に対する知識を持っていることが分かりました。このことからも、妊活経験者は「妊活インテリ男性」が多いことが分かります。

では、女性は男性の体についてどのくらい理解しているのでしょうか。

男性の精子は毎日作られ、女性のように数が減る一方ではないことを知っていますか?

  • 知っている 女性73.8% 男性79.3%

男性の精子についての認知度は女性より男性の方が高いことは理解できますが、意外にも女性の認知度が低く、女性は自分の体のことは知っていても相手の体のことは知らない傾向にあることが分かりました。

お互いの体のことを理解していなければ妊娠しないということはありませんが、妊活中であれば、知っている必要はあります。女性も男性のように、相手の体のことを知る努力が必要ですね。

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