横浜中華街の「酢豚」に“パイナップル”が入っている割合は? 40軒を大調査!

横浜のマニアックな情報をお届けしている「はまれぽ」が、横浜中華街で「酢豚にパイナップルが入っているお店」の割合について徹底調査しました!

ユーザーから投稿された「キニナル」情報を検証すべくはまれぽが体を張って調査!

今回のテーマは…

<横浜のココがキニナル!>
中華街で、酢豚にパイナップルが入っているお店の割合は?パイナップル以外のフルーツが入るお店もあるんですかね? (sakiさんのキニナル)

 

酢豚は“角切りにした豚肉に下味をつけて油で揚げ、甘酢あんをかける”中国料理(広辞苑第6版)。中国全土で作られるが、中でも広東料理の酢豚が有名。その理由はケチャップや果物を加えた斬新さにある(食の文化話題辞典 杉野ヒロコ監修)。


酢豚に入っている果物といえば、パイナップル! だが、好き嫌いが分かれるところ。
パイナップルは「あり」「なし」派、どちらが多いのか!?

ちなみに筆者・松宮は“なし”派。パイナップルは入っていない方がよいが、あればもったいないので食べる。

 

以前、はまれぽのサイト上で行ったアンケート調査では、“ありが48% 、なしが39%”だった。(「気にしたことがなかった」という大らかな人も)

今回、実際に取材先や中華街で20人ほどに聞いたところ、ありは45%、なしは55%という結果に! 

“あり”派の人は「酸味と甘みが同時に楽しめるから好き」「マイルドになる」という意見があった。一方、“なし”派は「ご飯として食べているのにフルーツ入りは無理」という声が多かった。

 

中華街で酢豚にパイナップルが入っている割合を調査!

ところで、酢豚にパイナップルが入ったのはいつごろなのか?

酢豚の歴史を探るべく、横浜中華街発展会協同組合、横浜開港資料館に問い合わせてみるが、わからず。日本中国料理協会に尋ねると、1884(明治17)年に創業した「横浜中華街最古の店、聘珍樓(へいちんろう)に聞いてみたら?」とアドバイス。
  

聘珍樓
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そこで聘珍樓に問い合わせるが、「古い資料は関東大震災や横浜大空襲で焼けてしまったため、わからない」との答え。ちなみに、酢豚にパイナップルは「入っている」とのこと!

さらに調べると、酢豚に最初にパイナップルを入れたのは「南国酒家」との情報が浮上! 

 
南国酒家原宿店本館
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問い合わせたところ、10年ほど前に「南国酒家」のシェフが料理の鉄人に出演した際、料理研究家で審査員だった服部幸應(ゆきお)氏が「南国酒家」といえば「日本で酢豚にパイナップルを初めて入れた店」と発言したことから広まったらしい。

しかし、残念ながら昔のことなので「当時の詳しい資料は残っていない」そうだ。

酢豚は広東料理の酢豚が有名(前出)とのことなので、「四川料理の酢豚には入っていないのか!?」という疑問が湧き上がる。

そこで、調査前に市場通りの四川料理店「景徳鎮(けいとくちん)」へ。すると……

酢豚にパイナップルは入っている!(ちなみに奥深い味わいで絶品だった)

つまり、広東料理のみ「パイナップルあり」ではなく、入っているかどうかは「その店による」のだ!

 

では、本題である中華街ではどれくらいの割合で酢豚にパイナップルが入っているのか?

横浜中華街発展会協同組合が発行している地図「横濱中華街 街道指南2013」によれば、中華街には137軒もの中国料理店が存在している。…さすがにすべて調査するのは難しい。
 

 

ということで、今回は朝陽門から善隣門を通るメインストリート“中華街大通り”と石川町駅からも近い、善隣門から延平門までの“西門通り”を調査。店舗は、広東・四川等のジャンルに関係なく40店舗を調べる。

なお、調査対象地域内で “本店・新館・別館”があった場合は「本館」を対象とする。

はまれぽアンケート結果をふまえて「パイナップルあり5:なし5」と予想し、いざ突撃!

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