東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』エピソード5 撮影:桜井隆幸 東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』エピソード5 撮影:桜井隆幸

ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(TPD)が、12月25日に、約4か月にわたって東京・渋谷の劇場「CBGKシブゲキ!!」にて上演してきた「PLAY×LIVE『1×0』(プレイライブ ワンバイゼロ)」が大千秋楽を迎えた。

東京パフォーマンスドール 公演情報

このPLAY×LIVE『1×0』公演は、前半は演劇パート、後半は歌とダンスのノンストップパフォーマンス「ダンスサミット」で構成された内容で、エピソード1~5まであり、演劇パートは各エピソードごとに独立し、完結したストーリーでありながら、全エピソードを観ると全貌が明らかになる。エピソード毎に主役が変わっていくところも楽しみのひとつ。その他、プロジェクションマッピングとTPDのマッチングや、主役メンバーによるデュエット曲披露に、早着替え。そしてBLACK LIGHTパフォーマンス、リズムパフォーマンス、ボイスパフォーマンス、ラップ、タップダンスなど毎回新しいパフォーマンスを取り入れた、見どころ満載の新感覚エンターテインメントだ。

12月20日から25日まで上演された最終章のエピソード5では橘二葉と、美波沙南の代役でTPD DASH!!のキッド咲麗花が主役を務めた(美波沙南は体調不良により降板)のだが、新たな取り組みが目白押しのステージだった。例えばこれまでのあらすじを紹介するシーンでは、動物のパペットを使ってのコミカルな人形劇や、雨が降るしんとしたシーンをボイスパフォーマンスで表現するなど、細部までファンを飽きさせない。また、タップダンスに初挑戦。日本屈指のタップダンサーHIDEBOHの指導のもと、今回の劇中歌「The Perfect Day」(発売未定)に取り入れられた。TPDとファン、そしてファンとファンの絆を繋げるこのメッセージソングに、軽やかなタップとクラップを乗せてファンを魅了した。

後半のダンスサミットでは、最終章に相応しいきらびやかなゴールドの衣装で登場し、先代TPDとしての初シングル作品だった「Wake Me Up」(1991年7月1日発売)のリアレンジバージョンを元気一杯に初披露。その後も「キスは少年を浪費する」「CATCH!!」「東京ハッカーズ・ナイトグル―ヴ」とリアレンジバージョンを立て続けにパフォーマンス。そして、エピソード1~5の劇中歌を全て披露するなど、ファンへの感謝が詰まったダンスサミットだった。

アンコールではクリスマスということで、メンバー全員がサンタ衣装で登場。客席に降りたって「WEEKEND PARADISE」(リアレンジバージョン)をファンと一緒に熱唱しステージを締めくくった。

東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』は来年1月からアンコール公演が決定。エピソード1&2を1月31日(金)から2月11日(火・祝)まで上演する。チケットは発売中。