Hさん:さっき冒頭でもちらっと言ったんだけど「honey」は気になってる。

Mさん:私も!目黒あむ先生の作品は「マコちゃんとアキちゃんの恋心」と「ちぐはぐプラネット」は特に好きで、今回「honey」の実写化にテンション上がった一人!

「honey」©目黒あむ/集英社 ©2018映画「honey」製作委員会

「honey」
赤髪の不良少年・鬼瀬大雅から「俺と、結婚を前提に付き合ってください」と、突然交際を申し込まれた小暮奈緒。叔父の宗介に想いを寄せていた奈緒だったが、鬼瀬が恐くて断れず、二人は付き合うことに。しかし、一緒に過ごす中で鬼瀬の純粋で優しい素顔に触れた奈緒は、次第に彼に心惹かれていく。平野紫曜、平祐奈らキャストでの実写映画「honey」が3月31日より公開。

「教室でのあのシーン」に期待大!

Mさん:この作品の鬼瀬くんは、今までにないタイプの男子ですね。一見不良なんだけど、本当はすごく心が優しくて料理も上手っていう、まさかのギャップ男子!顔が怖いからみんなから避けられて一人ぼっちなんだけど、彼自身は友だちが欲しいと思っていて、すごく純粋な男の子なんだよね。

Iさん:確かに俺様でもなければ、天然とも違う、新しい感じがするね。

Hさん:鬼瀬くん、髪が赤くて喧嘩がめちゃくちゃ強いから、そりゃ怖いよって感じなんだけど、髪を染めた理由も、「戦隊ヒーローのレッドに憧れているから」っていうかわいい理由だし。

Iさん:そんな理由で赤髪にする人はなかなかいないよね(笑)。純粋すぎる。。。

Mさん:鬼瀬くんにアタックされる奈緒ちゃんも純粋な感じの女の子だから、読んでいてほっこりする作品だよね。

Iさん:純粋同士の“初恋”ってこと?

Hさん:そう!だから二人の距離感がぎこちなくて。しかも奈緒ちゃんって臆病だけど自分自身を変えたいっていう気持ちがあるから女の子ならみんな感情移入しちゃうと思うし。

Mさん:絵柄もふわふわした優しいタッチだし、絵もストーリーもすごくかわいくて、本当に漫画の中からハチミツの香りがしそうな甘い作品。

Iさん:そんなに甘い作品ならば、“胸キュン”シーンも相当なのでは!?

Mさん:よくぞ聞いてくれました!予告映像では図書館で一緒に勉強しているうちに寝ちゃった奈緒ちゃんと、鬼瀬くんとの甘いシーンが…。早く観たい!(笑)。

Hさん:しかもこのシーン、ちょっと見たことがないアングルで。寝ている奈緒ちゃんに対して、自分も顔を横にして…本当に漫画じゃないとありえない角度だからどんな感じになっているのか、めっちゃ気になる。

Mさん:それを胸キュンに描いているのがすごい!2人とも真っ赤なのがいいよね。

Iさん:ほんとだ…これはちょっとかわいい!

Mさん:鬼瀬くんは、真っ赤になって「ごめん、忘れろ」って逃げるんですけど、すぐに戻ってきて「やっぱり忘れんな」って言うのが、またかわいくて…。

Hさん:このとき、奈緒ちゃんはまだ鬼瀬くんを好きじゃなくて、だから、鬼瀬くんも「気持ち悪いと思われても仕方ない」と思いながら、でも「忘れないでほしい」って伝えようとする。

ここまでまっすぐに思っていることを全部伝える男の子って、なかなかいない!

Mさん:最初は、奈緒ちゃんも鬼瀬くんのことを怖がっているんだけど、まっすぐな鬼瀬くんを見て、だんだん気持ちが動いていく感じがまた…

Iさん:うんうん、確かに心動かされるかも…これは、ポイント高い。

Hさん:まっすぐ伝えるっていいよね。だからこそ、奈緒ちゃんもこのとき実は「うれしい」って思ったと思う。いうかいやじゃないと思ったと思う。

Iさん:なるほど、それは納得!むしろ、ドヤ顔したりドSな男子の方々は、「みんなこういうの忘れてたんじゃない?」っていうか(笑)。

男の子が全力で照れるのってあまりない気がするので新鮮だよね。

“初恋”だからいちいち初々しいシーンの連続!

Hさん:しかも、鬼瀬くんと奈緒ちゃんにとってこれが “初恋”だからいちいち初々しいシーンの連続なんだろうな、って。平野くんと祐奈ちゃんがどんな風に演じてくれるか今から楽しみ!

Mさん:原作にない“胸キュン”シーンとか不意に出てきたらヤバいよね(笑)

Hさん:本当だよね!個人的には鬼瀬役の平野くんのイメージがピッタリだから色々と妄想が広がる。

Iさん:今日、いくつかのシーンを紹介してもらっただけで、ぐっとテンションがあがる瞬間があったから、少女漫画をちゃんと読んでその実写化作品も観てみよう思ったよ。

実写になった“胸キュン”シーンを自分が観たらどうなっちゃうかな?ってワクワクする!

Hさん:だよね。「honey」は教室の“鬼キュン”シーンだけじゃなくて、手作りの料理シーンだったり、迷子になった奈緒を助けにいくシーンとか、映画ではどんな風に描かれているのか?あのキャラはどんな感じかな?とか、すごく楽しみ!

フリーランス・ライター。雑誌、書籍、Webメディアで、幅広いジャンルの仕事をこなし、現在は、映画・マンガ・音楽などエンターテイメントを軸に活動中。「サイボーグ009」を始めとする石ノ森章太郎作品フリーク。