台数は上回るも金額は弱いノートPCの市況

家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」に基づき、チャートやビジュアルでわかりやすく最新の販売動向を示す「monoChart(モノチャート)」から気になるアイテムをピックアップ。第2回となる今回は、春の新生活商戦の主力商材の一つであるノートPCを取り上げる。

販売台数は前年超えも金額は失速

過去3年間の3月第1週~第4週のノートPCの販売台数指数(2007年の同カテゴリの週平均販売台数を「100」とした指数)をみると、3月に入ってから毎週「100」を超えて推移した。毎年販売のピークを迎える第3週は、18年は「134.9」、17年は「146.5」、16年は「138.7」だった。

一方で3月の販売金額指数をみると、今年「100」を超えたのは3月第3週のみで、18年は「102.6」、17年は「113.7」、16年は「110.1」だった。3月第1週、第2週、第4週は「100」を下回った。例年、4月に入るとダウントレンドに入るため、せめて前年より上回る指数を稼ぎたいところ。

PB(プライベートブランド)製品を除いた3月第4週(2018年3月26日~4月1日)のノートPCの製品別販売数量1位は、アップルのSSD容量が128GBのMacBook Air「MQD32J/A」だった。2位もSSD容量が256GBのMacBook Air「MQD42J/A」が、前週3位からランプアップし、ワンツーフィニッシュした。

3月第3週のランキングをみると、前週12位から6位に急上昇したNECのLAVIE Note Standard ルミナスレッド「NS700/JAR」が注目される。クアッドコアのCore i7-8550U、1TBのHDD容量、BDのマルチドライブなどを搭載するNECのハイエンドノートPCながら、実売価格14万円前後というコストパフォーマンスの良さで人気を集めているようだ。

上位20位以内に前週よりもランプアップしたのは約半数の11機種、ダウンしたのは6機種。春商戦らしく、ランキング順位は目まぐるしく変わっている。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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