『ニューイヤーズ・イブ』

「ぴあ」調査による12月21日、23日公開の映画・満足度ランキングは、ロバート・デ・ニーロ、サラ・ジェシカ・パーカーら豪華キャストで贈る大晦日を舞台にした群像劇『ニューイヤーズ・イブ』がトップに輝いた。2位にSFコメディ『宇宙人ポール』が、3位に人気アニメシリーズの第2弾『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』が入った。

1位の『ニューイヤーズ・イブ』は、ニューヨークを舞台に大晦日を過ごす8組の人々の姿を描いた人間ドラマ。出口調査では「NYの雰囲気がリアルに伝わってきてキレイだった。旅行ではなかなか体験できないものを味わえた」「今年、日本はいろいろとあったので、立ち止まって振り返って考える良い機会になった」「ザック・エフロンの成長した姿が印象的。タイトルはカップル向けだが、家族と一緒に観てほしい」「サラ・ジェシカ・パーカーはまさにニューヨーカーという感じでピッタリ」「たくさんのキャストが出ているが、ジョン・ボン・ジョヴィが特にカッコイイ」などカップルを中心に高い満足度を集めた。

2位の『宇宙人ポール』は、イギリス人の超ボンクラ男ふたりと、脱走してきた宇宙人のポールが出会うことで巻き起こる騒動を描いたSFコメディ。主演は『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などで知られるサイモン・ペッグ&ニック・フロスト。アンケート調査では、「過去のSF映画へのリスペクトがあって、それをベースに人生についても教えてくれる作品」「宇宙人らしくないポールに好感をもった」「ハチャメチャなロードー・ムービーで、SFやUFO好きにはたまらない!」「主演ふたりも、ポールの声を演じたセス・ローゲンも、ものスゴくおもしろい」など好評で、20代から40代を中心に支持された。

(本ランキングは、2011年12月21日(水)、23日(金)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)