(左から)水嶋ヒロ、剛力彩芽

俳優の水嶋ヒロが9日、都内で開催された主演作『黒執事』のジャパンプレミアに出席し、「間違いなく今までかかわった作品のなかで、一番思い入れが強い。今年の抱負はこの作品をヒットさせること、それしかない。僕はこの勝負に勝ちたいです」と力強く宣言。約3年ぶりの俳優復帰作で、共同プロデューサーも務めた本作への熱意を示していた。

その他、『黒執事』ジャパンプレミアの写真

枢やな氏の大人気コミックを基に、完全オリジナル・ストーリーで実写映画化。知識や教養、料理、武術などすべてを備えた悪魔の執事・セバスチャン(水嶋)と、巨大企業の総帥でイギリス名門貴族末裔の主人・幻蜂汐璃が、世界を巻き込む怪事件の行方と謎を追う。

ジャパンプレミアには、水嶋をはじめ、共演する剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督が出席。また、来日中の英国人歌手ガブリエル・アプリンがサプライズで駆けつけ、主題歌“Through the ages”を生披露した。

男装の令嬢という難役に挑んだ剛力は「男性として生きるというのは初めての役どころで、難しいこともたくさんあった」。水嶋をはじめ、丸山、大野、栗原といった俳優陣と共演し「皆さん長身のイケメンぞろい。イイトコ取りしようと観察させていただいた」と役作りを語り、「水嶋さんが先頭に立ち、現場を引っ張り、支えてくださった」と感謝を伝えた。

事件のカギを握る製薬会社社長を演じる伊武は「本当に面白い作品。これは間違いなく続編ができるはず」と太鼓判。このコメントを受け、大谷監督も「ぶっちゃけ、続編撮りたいです。皆さんも仲間のひとりとして応援してください」と集まった2000人のファンに呼びかけていた。

『黒執事』
1月18日(土)公開

取材・文・写真:内田 涼

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