『トリック劇場版 ラストステージ』(C)2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会

「ぴあ」調査による2014年1月10日、11日に公開されたぴあ初日満足度ランキングは、人気シリーズの完結編『トリック劇場版 ラストステージ』がトップに輝いた。2位に妻夫木聡主演のヒューマンコメディ『ジャッジ!』が、3位に『胡同〈フートン〉のひまわり』のチャン・ヤン監督の新作『グォさんの仮装大賞』が入った。

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1位の『トリック劇場版…』は、自称天才マジシャンの山田(仲間由紀恵)と、天才物理学者の上田(阿部寛)が、不思議な現象のナゾに挑むシリーズ完結編。出口調査では「これまでの集大成のよう。ラストシーンは懐かしくもあり込み上げるものがあった」「『トリック』ならではの独特の雰囲気とユーモアがあって満足。最後ということだが、ファンとしては続きがあることを期待したい!」「これまでと少し違う山田のキャラと、感動を巻き起こす上田教授に大満足」「独特な間やシュールなボケとツッコミ。トリックらしい安定のおもしろさ。これで終わってほしくない!」などのコメントが寄せられ10代から60代までの観客から支持された。

2位の『ジャッジ!』は、広告業界を舞台にしたコメディ作品。主演の妻夫木のほか、北川景子、リリー・フランキー、鈴木京香、豊川悦司ら豪華キャストが集結した。観客からは「主人公だけでなく役者ひとりひとりに見せ場があって、カット割が上手い。仕事をしている人が観ると特に共感できるのでは」「豪華な俳優陣が演じるキャラクターが個性的で、CM業界を知ることができるのもおもしろい」「妻夫木聡のダメダメな感じがよかった。笑いとジーンとくるところがあって、どんな人でも楽しめる娯楽作品」などの声があがった。

(本ランキングは、1月10日(金)、11日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)