上期(9月~2月)の販売が好調だったコジマ

コジマは4月6日、2018年8月期上期(17年9月~18年2月)および通期(17年9月~18年8月)の業績予想を上方修正した。テレビやスマートフォンなどが好調で、上期は1149億円としていた売上高が前年同期比6.3%増となる1186億円となる見込み。

同社は17年10月時点で、上期の売上高を1149億円、営業利益を2億3000万円、経常利益を1億7000万円、純利益5000万円と見込んでいたが、それぞれ1186億円(前回予想比3.2%増)、13億4000万円(482.6%増)、15億円(782.4%増)、9億円(1700%増)となる見込み。既存店・新店・ネット通販・法人営業の全部門が計画の売上高を達成したという。

これによって通期の業績も前回予想を上回る見通しで、新たに発表した予想では、18年8月期の売上高は2420億円(1.3%増)、営業利益は38億円(26.7%増)、経常利益は40億円(53.8%増)、純利益は22億円(29.4%増)を見込んでいる。

コジマは今年1月から2月にかけて、冬季五輪開催にあわせたテレビやレコーダーの買い替えを訴求。セット販売に力を入れており、上期累計のテレビの売上高は前年比7.1%増、レコーダーを含むブルーレイ・DVD製品は同10.7%増となった。また、昨年11月以降、スマートフォンの販売が好調で、同17.3%増と売り上げを大きく伸ばした。