『スノーピアサー』を手がけたポン・ジュノ監督(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンス、オスカー女優ティルダ・スウィントンらが出演するSFエンターテインメント大作『スノーピアサー』が第64回ベルリン映画祭のフォーラム部門に出品されることが決定した。

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本作の舞台は、地球温暖化を阻止するための化学薬品によって新たな氷河期を迎えてしまった地球。そこで生き残った人間は、“スノーピアサー”と呼ばれる列車に乗り込んでいるが、そこでは先頭車両の上流階級が列車を支配し、後方車両の乗客は奴隷のような扱いをうけていた。映画は、後方車両で暮すカーティス(エヴァンス)らが革命を起こすため、先頭車両を目指す姿を描いている。

本作を手がけたポン・ジュノ監督は海外にもファンが多く、すでに公開されたフランスでは大ヒットを記録。すでに公開されている映画が世界三大映画祭で上映されることは異例だが、ベルリン映画祭が異例の対応をとったことで正式出品が決定した。今後も日本に続いて北米での公開も決定しており、ベルリン映画祭での上映も大きな注目を集めることになりそうだ。

『スノーピアサー』
2月7日(金) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー