前列左から、G2、安倍なつみ、吉田栄作、キッド咲麗花、谷花音、西岡徳馬、松下優也、劇中歌を担当した瓜生明希葉。後列左から、川崎亜沙美、広岡由里子、山内圭哉、マギー、伊礼彼方、上山竜司 前列左から、G2、安倍なつみ、吉田栄作、キッド咲麗花、谷花音、西岡徳馬、松下優也、劇中歌を担当した瓜生明希葉。後列左から、川崎亜沙美、広岡由里子、山内圭哉、マギー、伊礼彼方、上山竜司

後藤ひろひと作、G2演出による舞台『「Paco~パコと魔法の絵本from「ガマ王子 vsザリガニ魔人」』(2月7日(金)から東京・シアタークリエにて)の製作発表が1月15日、都内で行われ、谷花音、キッド咲麗花、西岡徳馬、松下優也、安倍なつみ、吉田栄作らキャスト陣と演出のG2が会見に出席した。

『Paco~パコと魔法の絵本from「ガマ王子VSザリガニ魔人」』チケット情報

病院を舞台に、不思議な絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」を愛読する少女パコと、曲者揃いの入院患者が絵本を通じて心を通わせる物語。2004年に『MIDSUMMER CAROL~ガマ王子vsザリガニ魔人~』のタイトルで初演され、感動の爆笑ファンタジーとして話題になった作品だ。2008年に再演、さらに中島哲也監督により『パコと魔法の絵本』のタイトルで映画化されヒットを記録している。

少女パコ役に谷花音、キッド咲麗花のWキャスト。ともに今回が初舞台となる。谷は「舞台は初めてで緊張しているんですけど、自分らしいパコを演じられるよう頑張ります」。キッドは「パコの元気で明るいところが大好き。舞台を見てくださるお客さんに笑いと感動が伝わるよう精いっぱい頑張ります」とそれぞれ元気よく挨拶。病院内の嫌われ者、わがままで頑固な入院患者・大貫老人を演じるのが西岡。「私も舞台初出演なんで」ととぼけて笑わせた西岡は「すみません、この舞台は初出演で。ふたりの女優さんに負けないように。けっして子役とは思っていません。ふたりともセリフがばっちり入っていて、私がセリフにつかえると教えてくれる」と苦笑い。

看護士役の安倍は「今は舞台稽古の毎日なんですが、役者さん同士あだ名で呼びあっていて、温かくていい雰囲気です。絶対にいい作品になるなと感じています」と手応えを話す。そんな安倍について谷は「べーちゃん(安倍)はいつもおでんを買って食べていて、いつもすごくいい匂いがします。でも休み時間は話しかけてくれるからすごく優しいです」と暴露。これには安倍も「ばらされちゃった。べーちゃんはおでんの匂いなんだね」と照れ笑いしていた。

2月7日(金)から25日(火)まで東京・シアタークリエにて。その後、石川、宮城、大阪、広島、愛知、福岡、福島でも公演。なお、チケットぴあでは、福島公演のインターネット先着先行を1月17日(金)午後6時より受付。