ハートマークが入っている

「普段ハートマークを使わない子が突然ハートマーク入りのLINEをしてきたらドキッとします。いきなりどうしたんだ!? と(笑)。
ハートマークはベタだと思われるかもしれませんが、僕みたいな単純な男は案外多いと思いますね」(30歳/小売)

日常的にハートマークを使っていると、こういった声はあがってこないでしょう。ハートマークはここぞというタイミングで使うからこそ効きます。

関係性をじっくり育てたところでハートマークを出すと、男性を良い意味で動揺させることができるわけです。

「甘えたくなる」

「ちょっと気になっていた女性から、『◯◯君にはつい甘えたくなる』とLINEが来たときは、めちゃくちゃドキドキしましたね。好きな人から甘えられると嬉しいので、素直にやったー! ってなりました。今その女性とはお付き合いしています」(29歳/金融)

気になる女性から、好意を持っている女性から、という条件付きではありますが、女性から甘えられて嬉しくない男性はいません。

「甘える」は「依存する」ではないことに注意。「一緒にいて心やすらぐ」「素の自分を出せる」というニュアンスで使うのが吉です。

「おはよう」

「飲み会で知り合った女性とふたりでデートした翌々日くらいに、初めて『おはよう』というLINEをもらったときはドキッとしました。LINEで朝の挨拶をするって彼女みたいじゃないですか。好意を持っていた女性なので、ときめいちゃいましたね(笑)」(34歳/IT)

親しみを感じさせる「おはよう」。ふたりの距離が縮まったことを感じさせるメッセージです。「おはよう」が習慣化すれば、ふたりの関係性もステップアップすることを予感させます。

相手の温度感をそれとなく確かめたり、ベストなタイミングはどこか考えたり、今このメッセージをもらって相手はどんな気持ちになるかイメージしたり……LINEもリアルのコミュニケーションも同じです。

必要なのは思いやりと想像力。頭と心をフル回転させて、気になる相手にささるメッセージを送りたいものですね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。