Clova Home

LINEは4月9日、AIアシスタント「Clova」とスマートスピーカーを活用したホームIoTサービス「Clova Home」の提供を開始した。

ホームIoT化の第1弾として、フィリップスのスマートLED照明「Philips Hue」と連携。インターネットサーバーを経由し、照明のオン/オフ操作に加え、明るさ・色など細かな調整も音声で操作でき、事前にロケーション設定を行うことで、「リビングの照明をつけて」「仕事部屋の照明をもっと明るくして」など、場所を指定した操作にも対応する。

従来のClovaの赤外線対応家電の「音声リモコン」機能では、「Clova WAVE」と連携させたい家電製品を、赤外線の届く範囲で間に障害物のない環境に設置する必要があった。しかし、ホームIoTサービス「Clova Home」は、ゲートウェイ(ブリッジ)を介し、ネットワーク経由で操作するため、距離や設置場所に制限なく利用できる。

ホームIoTサービス「Clova Home」の利用には、個人のLINEアカウント、LINE Clovaアプリ、連携対象のHueアプリ・アカウントが必要。LINE Clovaアプリの対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 9.0以降で、LINE Clovaアプリから「Clova WAVE」や「Clova Friends」に接続して登録する。

対応機種は、2017年10月に発売した「Clova WAVE」と同年12月に発売した「Clova Friends」。なお、Clovaは3月からはIFTTT(イフト)対応により、外部サービスとの連携も可能になった。

音声とヘッドジェスチャーだけでさまざまな操作が可能なソニーモバイルコミュニケーションズの4月21日発売予定の完全ワイヤレスイヤホン「Xperia Ear Duo」にも対応しており、Androodスマートフォント組み合わせ、ハンズフリーでLINEの送受信ができる。