『KILLERS/キラーズ』(C) 2013 NIKKATSU/Guerilla Merah Films

北村一輝が主演を、『ザ・レイド』のギャレス・エヴァンスが製作総指揮を務めた『KILLERS/キラーズ』のメイキング映像が公開になった。日本とインドネシアのチームが初めてタッグを組んだ作品だ。

『KILLERS/キラーズ』メイキング映像

本作は、女を捕らえては残忍な方法で殺害し、その一部始終を撮影してネットに公開している男・野村(北村)と、彼が放った映像を観てしまったことから殺しにのめりこんでいくインドネシアのジャーナリスト・バユ(オカ・アンタラ)の奇妙なドラマを描いていく。

そもそも、この映画は日本で牛山拓二が本作の基になるアイデアを思いついたことから始まる。やがて彼は監督を務めたモー・ブラザーズと共に脚本作りを行い、様々な出資者やスタッフを巻き込んで撮影がスタートしたという。日本とインドネシアでは映画制作の常識や慣習、規模などは異なる。しかし、映画の中で野村とバユが“殺人”を通じて共鳴し、影響を与え合ったように、彼らは“映画”を通じて交流を深めることで、互いに影響を与え合い、日本映画の繊細さとインドネシア映画のダイナミックさが共存する作品を作り上げた。

メイキング映像には本作が誕生する経緯についての関係者の証言や、インドネシアで行われた会見の模様、北村ら出演者の撮影風景の模様がたっぷりと収録されている。

『KILLERS/キラーズ』
2月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国公開