4.ママ会は「母子」での参加が基本!?

赤ちゃんが生まれて、公園や児童館、保育園・幼稚園に通うようになると、もれなく始まるママ友とのお付き合い。

情報交換できたり悩みを相談できたりとメリットも多いのですが、厳しい掟や暗黙のルールもあるようです。

ママ友に食事やイベントに誘われたときに誰を連れて行くか、という問題もその一つ。たとえば長男の幼稚園のママと遊ぶ場合、長男連れで行くのが基本のようです。もちろん上の子や下の子がいる場合は、一緒に連れて行くのもアリ。

ただし、夫となると話は別です。あるママは、「誰か子どものお守りをする人がいた方がいいかも」と、たまたまヒマだった夫をママ会に連れて行ったら、微妙な空気になってしまったと苦い体験談を話します。

また、ほかのママからは、同じ年頃の赤ちゃんのいるママ同士で会うことになり、赤ちゃんを実家に預けて一人で行こうとしたところ、「じゃあまた今度に…」と仕切り直しになってしまったという体験談も聞きました。この場合は、単なるママ同士の集まりではなく、赤ちゃんの成長ぶりを披露し合うという意味合いがあったのかもしれません。

もちろん、個人やグループにもよるので、夫連れやママ一人でも問題ない場合もあるでしょう。

迷ったときは、事前に「下の子も連れて行っていい?」「家族全員で行ってもいい?」などと確認した方がよさそうですね。

5.ほめ言葉はあいさつがわり

小さな子どもを連れたママ同士の会話を聞いていると、必ず耳にするのが「ほめ言葉」。

それがランチ会であっても、保育園の送り迎えの途中であっても、ママ同士で言葉を交わせば、「可愛い!」「お利口さんだね」「おしゃべりが上手」と、相手の子どもの長所を見つけて、我先にと競う合うようにほめます。

バスや電車の中などで偶然居合わせた知らない親子と会話するときには、「可愛いですね」があいさつがわりに。相手が赤ちゃん連れの場合は、まず「何カ月ですか?」と声をかけて、「○カ月なんです」と相手が答えたら、「そうなんですか?可愛い!」と続けるパターンが定番です。

第三者が聞けば、「ちょっとほめすぎでは」と感じるかもしれませんが、これもママ界の暗黙のルール。ほめ言葉を連発することで、相手の気分と会話を盛り上げ、お付き合いを円滑に進める一種の知恵なのでしょう。

実際、自分の子どもを「可愛い」とほめられてうれしくならない親はいません。しかも、乳幼児期の子どもはどの子も例外なく可愛いので、「可愛い」とほめておけば、「心にもないお世辞を言って」と思われることがなく、“間違いない”のです。

とはいえ、いつも「可愛い」だけではワンパターンですし、相手に先に言われてしまうことも多いので、ルックスをほめるのであれば、「ママに似て美人」「眉毛がキリッとしたイケメン」「いつも笑顔が素敵」などと、多様かつ豊かな表現を心がけたいですね。

場合によっては「やさしい」「しっかりしてる」などとルックス以外をほめてもいいですし、「○○くん、運動が得意なんですね」「作品展に出してた絵がとっても上手だったね」と声をかけるのも、「見ててくれたんだ!」と喜ばれそうです。

まとめ

以上、ママたちが無意識に使っている「暗黙のルール」を5つ紹介しました。

ママたちの心境を探ってみると、これらのルールの根底には「同じ子どもを持つママ同士で、気持ちよく付き合っていきたい」という思いや気遣いがある気がします。

なかにはついていけないパパもいると思いますが、ママがこれらのルールを使っているということは、いわばうまく気持ちを子育てにシフトできている証拠。パパにとっても安心材料と言えるのではないでしょうか。

とはいえ最近は、他の親子と「可愛いですね〜!」「ほら、お友達にもバイバイ言って」と自然にルールを使いこなしながら会話しているパパも見かけます。

多少、不可解な点や疑問もありますが、一度覚えると意外と便利なママルール。あえて意識して積極的に使ってみると、他の家庭のママパパ、子ども同士のお付き合いがよりうまくいくかもしれません。

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。

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