――これまでも、開幕前のお稽古について(第44回)、見どころについて(第45回)、舞台を経てSNH48のメンバーへ伝えたいこと(第46回)と、じっくりお聞きしてきましたね。今回は共演者の方々についてもお聞きしたいと思います。

ハイ。まず、今回は抜擢していただいたこと、本当に有り難く思っています。

岸谷五朗さんが常に私に言ってくださることがあるんです。「佐江ちゃんがこの舞台に出て、48グループの“きっかけ”を何か作ろうとしているから、責任を感じている気がする」って。

――佐江ちゃんが48グループに感じる責任?

はい。今の48グループの子たちが見に来て、何か響くものを見せたいなと自分自身思っているし、たぶんこれから変わっていくであろう48グループの“きっかけ”じゃないですが、そんな人物になれたらいいな、とも思ってるんです。

それを多分、五朗さんが感じ取ってくれて。五朗さんと対談させていただく時に必ず、こう言ってくださるんです。

もちろん、今回「地球ゴージャス」というカンパニーに出演するという責任感もあるし、48グループに対する責任感とか、いろんな考えが私にあるのを、五朗さんが見てて感じる、って言ってきてくださって。

だからいろんなメンバーに見てもらいたいなというのもあります。そういうふうに、私の気持ちを思って、読み取ってくれる人って、今までなかなかいなかったので。。。 ああ、もう五朗さんの言葉1つひとつが胸に響くというか、泣きそうになるんです。

――共演者の方々とのやりとりで、心に残った言葉やアドバイスは、書き留めたりしているんですか?

たとえばアドバイスなら、大きい部分を私に「こうするといいと思う」と、岸谷さんがアドバイスをくれて、その中で細かい部分を寺脇康文さんが、個人的に言って来てくださるんです。だからそれも全部メモしてるんです。

――他の共演者の方々とはいかがですか?

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