ベビーヨガ

赤ちゃんとのスキンシップを通じて、愛情と信頼関係を深めるプログラムです。歌やリズムを交えて、仰向けやうつ伏せ、お座りなど様々な姿勢でバランス良く赤ちゃんの筋肉を刺激します。ママも赤ちゃんと遊びながらヨガのポーズをとることでエクササイズ効果が期待できます。

生まれてすぐから歩き始める頃までできますが、自己流で行うのではなくベビーヨガの教室に通ってレッスンを受けることをお勧めします。

家庭で取り入れたいトレーニングワード

学習や運動など、教室に通わないと難しそうなものでも、意外と自宅で取り入れられるトレーニングもあります。子どもと楽しくコミュニケーションを取ることで運動神経が発達したり、脳が活性化することが期待できます。

コグトレ

コグトレとは認知(Cognitive)トレーニングのことで、子どもたちに社会面(認知ソーシャルトレーニング)、学習面(認知機能強化トレーニング)、身体面(認知作業トレーニング)という3方面から支援するプログラムのことです。

児童精神科医である宮口幸治氏が医療少年院の子ども達に対して考案・実施した方法で、認知機能や感情統制の弱さ、対人スキルの乏しさなど心理的、身体的に不器用なことで生きづらさを感じている子どもたちにも有効だそうです。

(1)記憶、(2)言語理解、(3)注意、(4)知覚、(5)推論・判断という5つの要素に対応する「覚える」「教える」「写す」「見つける」「想像する」力を伸ばすための、紙と鉛筆を使ってできるトレーニングです。ワークブックなども販売されており、家庭でも気軽に実践できそうです。

コーディネーショントレーニング

旧東ドイツがアスリートを育成するために、国策として考案したトレーニング方法です。「コーディネーション7つの能力」を高めることにで運動神経が向上すると言われています。

「コーディネーション7つの能力」とは、(1)定位(位置関係を把握)、(2)識別(手足、道具を扱う)、(3)反応、(4)変換(状況に応じて対処する)、(5)連結(身体をスムーズに動かす)、(6)リズム(動作のタイミングなどを上手く合わせる)、(7)バランス、以上7つの能力を指します。

フラフープの穴にボールをバウンドさせてキャッチボールをしたり、後だしじゃんけんで勝つものを素早く出すようにするなど、シンプルながらも複数の動きを同時に行うことで、脳を活性化させることができます。

子どもの主体性を育む教育&育児がトレンドに!?

最年少プロ棋士として知られる藤井聡太氏が幼児期に受けていたことでも話題のモンテッソーリ教育や、俳優として活躍する斎藤工氏が幼児期から6年生まで在籍していたシュタイナー学園などをはじめ、従来の受け身で詰め込み式の教育とは一線を画した教育法が注目を集めているようです。

育児やトレーニングに関しても、子どもとのコミュニケーションを密にしながら親のストレスも軽減できるようなものが人気です。興味のあるものや気軽に取り入れられそうなワードをチェックして、無理なく楽しい子育てライフを過ごしたいですね。

編集プロダクション株式会社イメージング・ワークス勤務。首都圏のおでかけ情報誌を中心に、雑誌の編集・ライティングを行う。2012年末に娘を出産し、人生観が約90度変わる。ライフワークバランスについてゆるりと考えつつ、子連れで行けるイベントや遊びスポットを日々模索中。