4月13日、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズが前日練習に臨んだ。LOグラント・ハッティングが入れ替わっただけの前節ワラターズ戦とほぼ同じメンバーで4月14日(土)・『三菱地所 スーパーラグビー 2018』第9節・ブルーズ戦に臨む。田邉淳スキルコーチは「この6試合で平均7.7人くらい代えたことでコンビネーションが合わなかった。今回はコンビが合うようにメンバーを代えなかった」と説明。
たったひとりの新メンバー・ハッティングは、苦戦しているラインアウトの改善に期待がかかる。201cmのLOは「明日に向けていいプランができている。風が強くなければ100%いけるはず」と自信を覗かせた。
第6節から3試合連続で10番を担う田村優は、昨年ブルーズに48-21で快勝したことを問われても、「ブルーズは能力が高いし、僕らが挑戦者であることに変わりはない。去年はラッキーもあり勝てただけ」と冷静に分析。さらに「やってきたことを特に変えるのではなく、みんなが数パーセント積み重ねる。バウンドがこっちに来るなど、運が味方するように準備したい」と意気込んだ。
ワラターズ戦で高校以来となるNO.8に起用されながらも、週間ベスト15に選ばれた姫野和樹は「こういう時(6連敗中)こそ一丸になってやらないといけないというみんなの思いでいい準備ができた。一人ひとりの勝ちたいという思いは強い。お客さんも勝たないと楽しくないだろうし」と今季初勝利を誓った。
サンウルブズの試合登録メンバーは以下の通り。
1クレイグ・ミラー(-)、2堀江翔太(パナソニック)、3具智元(ホンダ)、4ジェームス・ムーア(-)、5グラント・ハッティング(神戸製鋼)、6徳永祥尭(東芝)、7ピーター・ラピース・ラブスカフニ(クボタ)、8姫野和樹(トヨタ自動車)、9流大(サントリー)、10田村優(キヤノン)、11レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)、12マイケル・リトル(三菱重工)、13ラファエレ ティモシー(コカ・コーラ)、14セミシ・マシレワ(近鉄)、15松島幸太朗(サントリー)、16ジャバ・ブレグバゼ(-)、17石原慎太郎(サントリー)、18ニコロズ・カティアシヴィリ(-)、19ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)、20ヴィリー・ブリッツ(NTTコム)、21田中史朗(パナソニック)、22ヘイデン・パーカー(神戸製鋼)、23ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)
『三菱地所 SR 2018』第9節・サンウルブズ×ブルーズは4月14日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。5月12日(土)に開催されるレッズ戦のチケットは、チケットぴあにて4月14日(土)午前11時よりプリセール先行先着受付、4月17日(火)午後6時より一般発売。