恋愛も結婚も、できるだけ相手との関係を長続きさせたいもの。ですが付き合いが長くなればなるほど、ふたりの関係はマンネリになりがちです。どんなに好きな相手でも、知らず知らずのうちにお互いの存在が当たり前になってきてしまう……。

それはそれで嬉しいことながら、どことなく新鮮味が薄れてしまって、相手を想う気持ちまでも薄れてしまうのはちょっと残念ですよね。そんな交際期間が長いカップルの付き合い方ですが、もしかしたらこれらは夫婦関係を持続させるコツと通じるところがあるかもしれません。

 

カップルにも応用したい!夫婦の幸福度を持続させる3つのヒント

株式会社パートナーエージェントが「結婚の幸福度」を客観的に測定、数値化する指数「QOM」から“夫婦・カップルの幸福度を上げるヒント”として、とても興味深い調査結果を発表しています。そもそもQOMとは、結婚生活における夫婦の幸福度を数値化するために開発した指数のこと。

なかでも本調査は、20~69歳までの夫婦3600人のデータをもとに集計。「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」など、6つのカテゴリーからなる全80の設問に回答してもらい、現在の結婚の幸せ度(1000点満点)で測定したそう。すると、夫婦生活を長く続けるための「3つのコツ」が明らかになったというのです。

 

2人きりの外食と旅行は夫婦の幸福度に関係する!?

家で済ませるご飯と違って、外食はちょっと贅沢な食事。そう感じる人も多いのでは? 

実際、たまの息抜きとして夫婦水入らずで外食をするのは、幸福度と大きな関係があるよう。それも回数が多ければ多いほど良く、外食の頻度が「週2回以上」の夫婦のQOMは561点。それに比べて、2~3ヶ月に1回の夫婦は494点という違いが出ています。

ほかにも夫婦2人きりの旅行も効果的のようで、年に2回以上出かけている夫婦のQOMは579点。年に1回の夫婦は493点と、こちらも外食時の頻度と同じ傾向が表れているのが面白いですよね。どちらも普段とは違った場所で顔を合わせることで新鮮味を感じ、いままで気づけなかった相手の一面を見られるのかもしれません。