「ぅぅぅウワーーーーーン。なんか泣きそうなんですけどおーーーー・゚・(ノД`)・゚・。 ここに立つんですよね、私」って泣いちゃって。もう、泣いた自分に自分でもびっくりしちゃって(笑)

これまでいろんなステージを踏ませてもらっているのに、「自分何もの?」って思っちゃいました(汗)。今までのいろんな喜びが、全て集結したっていう感じでした。

――これまで立ったステージとはやはり違う感情がこみ上げましたか?

SNH48として上海の初ステージのときも、AKB48としての夢だった東京ドームに立てたときもうれしかったんですが、やっぱりいつも隣にはメンバーがいたから、どこかしら“皆でかなえられた夢”っていう気持ちがあったんですね。

上海だったら、まりあんぬがずっと隣にいてくれて、ファンの皆さんも一緒に待ちに待って、ようやく上がれたステージで、そのステージには、元々現地のメンバーが立っていて、そこに上がれるっていう喜びだったんです。

でも、赤坂ACTシアターに関しては、48グループでまだ誰も立ったことがない舞台。もちろん、ここに立てたのは本当に48グループにいたからこそなんだけど、まわりにはメンバーもいなくて、1人でこの舞台に上がるんだって思ったら、いろんな感情がわき起こって自分でもびっくりしました。

――今回の舞台に関しては、涙を流すことは多かったですか?

まず、お稽古に入るまでは、自分にがっかりしてとか、怒られたり、周りの方々に圧倒されたり、感動したりで、お稽古中に絶対泣いちゃうときが来るって思ってたんです。

でも、たくさんの方からご指導いただいて、できなくてくやしかったり、できないのは何が違うんだろうって、スゴく考えたこともあったんですけど、それは涙につながらなかったんです。

毎日のお稽古が楽しくて、そして、そういうことを考えてる自分がスゴく楽しくって。その環境にいられること、教えてくれる人がいてくれることもスゴくうれしくて、涙が出なかったことに、お稽古が終わってから自分でも驚いたんです。

――初日当日はどうでしたか? 涙を流すことになったんでしょうか。

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