一年ぶりの再会

その後、横浜駅周辺をさらに調査。しかし、昨年取材した「ギブミーチョコ男子」たちの姿がなかなか見当たらない。いったん時間をおいて再度西口に戻ると、人だかりの中にそれらしき集団を発見。

確かに昨年出会った彼らのようだが、昨年は3人体制だったはずなのに今回は4人。しかも一人は女性で、もう一人は見たことがない。いったいどういうことだろうか?

改めて整理すると、昨年「ギブミーチョコ男子」として参加したのは雲雀風太(ひばりふうた)君、ヤス君、安保睦幾(あぼむつき)君の3名。

聞くところによると、昨年参加した安保君は彼女ができたため今回は欠席だそう。そのための補欠要員として、以前から親交の深かったKさんとマコ君のニューカマー2名が参加したのだとか。もちろん、ヤス君と雲雀君の二名が相変わらず彼女無しのままなのは言うまでもない。

昨年、もらったチョコ(最終的には104個だったとのこと)は3人で分け、2・3日でペロリと美味しくいただいたとのこと。また、そのお返しにはホワイトデーに横浜駅西口にてお返しを渡しにいったのだとか。ただし、チョコをくれた方たちはほとんど現れなかったため、どうせならということで道行く女性たちに配りまくったようだ。
 

なお、16時半の時点でもらったチョコは50個。「一目で義理とわかるチョコ」のキャッチフレーズがインパクト大のブラックサンダーから、手作りチョコや高級チョコまでバリエーションも豊富。中にはなぜかチータラも含まれていた。

いただいたチョコの数は、昨年と比べて若干ペースが落ちているようだ。

また、昨年の「ギブミーチョコ」効果などを通じて仲良くなった女性たちもチョコを持ってきてくれたらしく、「やっぱり嬉しいですね」と感慨にふけっていた雲雀君。

でも本命じゃないんですよね? との問いに対し、一瞬寂しげな顔をしたことが印象的だった。

 

取材を終えて

昨年に引き続き、今年も現れた「ギブミーチョコ男子」だが、今年のバレンタインは「馬」「ダース・ベイダー」も加わり、バリエーション豊かな若者たちを見た一日となった。

通行の邪魔にならないよう、彼らなりの最低限のルールを守りながら、ゲーム感覚でバレンタインデーを楽しんでいるように見えた。

ただ、一点気になったことがある。これが来年・再来年と続けばどんどんこのような「ギブミーチョコ男子」たちが増えていくのではないかということ。

個人で楽しむには一向に構わないが、あくまでもそこは公共の場であることを忘れないでほしい。

 

 

※本記事は2013年2月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

 
 

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